こんにちは。内田明子です。

 

先日、お世話になっている会社の勉強会に出席したところ、

こんなに素敵なチロルチョコを手渡されました。

 

 

一人一人のお名前を発注するのに

どんな手間だったか・・・

想像するだけで心が温かくなりました。

 

帰宅後、子供たちが

ひらがなを並び替えて

なんか言葉にならないかなぁーと遊んでいたので

 


ちょっとしたネタとして

友達に写真を送ってみたところ

「この組み合わせって何種類あるの?」という

数学の順列の問題に話が発展し(笑)

 

実は24種類あるということが判明。

 

はて?

 

これってスクラブルに似てるなぁ、

なんて思いつつ

(※アマゾンからお借りしました。

もちろん発注しました(笑))

 

言葉が専門の私は、

なんか言葉ができないかなーと

24種類試してみたわけです。

 

そして言葉として成立したのは

「うちださん」たったの

一種類しかありませんでした・・・。

 

 

 

 

・・・・

 

 

 

 

ちゃんちゃん。

 

 

 

 

・・・・

 

で話を終わらせてしまうのは

もったいないので、

この「考え方」を

英文法に応用できないかなぁ?と

さらに一ひねり考えてみました。

 

気になったのは「さん」

チョコとひらがなとの1対1の

対応関係になっていないところ。

 

つまり、この言葉の「単位」を、

アルファベットとか

ひらがなとか、「文字」に

するのではなく、「単語」とか

「句」とか「節」とか、機能単位として

考えてみたら、応用できるかも?と

思い立ったのです。

 

私たちは

英作文をするとき、

先ほどのチロルチョコの例のように、

単語・句・節を並べたり、

並べ替えたりして文を作る

わけなんですね。

 

たとえば、こんな感じ。

 

こういう文があった場合、

この語順を、並び替えると

意味の違う文ができるかも?

と考えてみるのです。

 

お分かりと思いますが

英文法として正しい文は

できないんです・・・

残念ながら・・・。

 

ところが

人称代名詞の「格」を変えると....

 

3種類が英文として成り立つようになります。

(3つ目は多少ムリヤリですが、

"Love me, you!"で命令形ですね(笑))

 

次に文の構造はそのまま、

人称代名詞を

固有名詞に変更して同じことを試してみると、

最初から2つ、なりたちます。

(※英語の固有名詞には格がないからね!)

 

今度は名詞の格の代わりに

動詞の活用形を変えると

4つが成り立ちます。

(最後の2つはまた命令形ですね)

 

そして構造は同じまま、少しだけ単語を補ってあげれば

順列の数だけ文を作ることができます。

 

何が言いたいかというと、

たった1つの文型(語句の並べ方)でも

単語の形を変化させることで

文として成り立つ

組み合わせ数が増えるのです。

 

(もちろん意味も変わります。)

 

反対に言えば、

単語の順番を並べ替えるときには必ず

 

(たとえば平叙文を

疑問文にするとか)

 

「語形変化が必要?」

考えてみてください。

 

語形変化ができるようになると

限られた数の単語でも、

作れる文の数が

どんどん増えていく!

 

いくつ単語を覚えると、

いくつ文が作れそうか、

それこそ順列で計算してみてください。

 

天文学的数になります。

 

だからあなたの可能性も無限大!

 

今日もよい1日を!