おはようございまする


朝の通勤時間帯の光景


電車の中で

乗ってきたご年配のおじいさんが

一歩入った瞬間立ち止まりました



後方には何人か続いて乗ろうとしているところでした


すぐ後ろのゴツめの中年の男性が

出入口で立ち止まったご年配の人を

前に抱えたリュックで何度も突き飛ばし、

中に進むようにド突いてました


暫し二人を観察していると


ド突かれたご年配のおじいさんは

グッと脚を踏ん張り動こうとはしません


なぜ中へ進まなないのかも不明ですが


ラグビーのタックルのように力ずくでどかされた

おじいさんは

その相手を暫くじーっと睨み続け合っていました


そのやりとりが

まるで猿山のようで


少し弱った年配のボス猿の座を力ずくで

奪い取る中堅猿のような


なんとなく


National Geographicや地球ドラマティック


をみているような感覚でした



人間には言語というコミュニケーションツールがあるのに


なぜ一言

すみません、前に進んでもらえませんか?

と言えないのだろうか


大概の公共の場や電車内トラブルはそこにあります


日常の中で


すみません

いただきます

ごちそうさまでした

ゴメンなさい

ありがとう


この一言を添えるだけで

その後の一日中を互いに嫌な思いをすることなく

気持ちが180°変わるのに


咄嗟に

その言葉を言えない人間が多く


人間という生き物は

同じ過ちを繰り返さない危機回避の為に、

嫌な記憶の方が楽しい記憶よりも強く残るのです


ですから

嫌な記憶を沢山自らの脳にインプットしないためにも、一言添えて互いに気持ち良く事をスムーズに運んだほうが脳も疲れないのです


身近な電車内トラブルは

まるで

猿や鳥、動物達などで目にする縄張り争いのような光景で


人類は色んな物の発明や脳の発達・進化を遂げて現代に至りますが


実は

他の動物や生き物に比べて

然程賢い生き物とは思えないところもあります


戦争も

人間界で言うところの単なる縄張り争いにしかすぎません


縄張り争いのために

自然を破壊し続けるのは人間しかやりません


寧ろ

他の生き物の方が

優れた行動や習性があるのかもしれません



この地球上では

まるで

人間が地球や宇宙を牛耳っているかのような

なに様ですか感がどことなくありますが、


宇宙の法則や自然界では


「大は小を兼ねる」


ではなく


おそらく

大きさで言うところを例にすると

人間>小動物>虫>アリ>微生物


「小は大を兼ねる」の方が正しいのかもしれません