原宿駅前にあった

懐かしの原宿アパートメンツ




その中にあった

レースクイーン系のモデルタレント事務所

『アクセル』

確かAXELみたいな表記だった


高校生の頃、すごくレーシングカーフラッグ  が好きで

興味本位のバイト感覚で事務所に登録をしてみたのだが、


オーディションによっては

身長がヒールを履いた状態で

170センチ以上無いとダメとか基準があったり


そこは競争心の強い女ばかりのギラギラとした世界観で、オーディションを勝ち抜く的な雰囲気


皆人前で(事務所内で)平気で服を脱ぎ、衣装に着替えたり、

私も流れに合わせてヘアメイクをしてもらって


宣材写真をカメラマンさんに撮ってもらったりして、


女の多い世界はかなり強烈で、

衣装に着替える時には胸を寄せてガムテープで固定するといいよ、とか、それが常識的な


ストッキングはこのメーカーのが引き締まって良いよとか、


ポージングを教わりながら、

事務所のマネージャーがあなたは脚が綺麗ねとか


顔はここをこんな風に整形したらもっと良くなるのにとか、平気でそんな会話が飛び交い


スタイルが良ければ顔なんてどうにでもいじられるからとか


宣材写真撮りの時は

沢山人がいて異様な光景と


高校生にとっては

なかなか刺激的でワクワク楽しい空間だった


夜、東銀座の日産ギャラリー前で年上のオネー様達と待ち合わせをして、スポンサーや、外資系企業のタバコやビールや色んなオーディションに行ったりしていた


ある日、事務所から電話が来て

オーディションなしの宣材プロフィールで決められた感じで


いきなり集合場所が伝えられ

テレ東の番組で、静岡で(泊まりだったかは覚えてないけど)温泉クイズロケの撮影という趣旨だった


事務所からは私一人だったので、

ちょっと不安だったけど、

知らない人達とロケバスに乗って

ロケ地に着くと、たけし軍団の浅草キットと、林家ペーパー夫妻と、当時のよくみる芸人さん達が沢山いて、タオルを巻いて皆で岩の露天温泉に入ってクイズをするという内容だった


番組は懐かしの

『浅草橋ヤング洋品店』

1992年4月14日から1996年3月31日まで放送されていた浅井企画、テリー伊藤監督によるバラエティー番組で、通称『浅ヤン』


その後『夢のオーディションバラエティー』でおなじみのASAYANが放送されるが、

同じアサヤンでも、企画会社やプロデューサーが違うので、初期と後期は全く別番組。

寧ろ、私はたけしの元気が出るテレビの監督をしていたテリーさんのバラエティー色が強かった頃の番組だったから、なかなか楽しかった

撮影以外の休憩時も、
パー子さんは普通にあのテンションで通路で写真を撮ってたり、

私は元気が出るテレビがとにかく大好きだったので、いい思い出になりました

その後は、ビックサイトの車系のイベントコンパニオンとか、外資系ビールのイベントとか経験しました

あの凄まじい行動力は
いまではとてもマネできないというか

周りの友達にも一切言ってなかったので、
TVをみて出てたよね?って後から言われたり


今は逆に部屋でゴロリン引きこもりがちで
刺激よりも

落ち着いた癒しとか
穏やかな生活感を求めています

私が高校生の頃は
業界的に
まだ
ハイレグ水着+ストッキング+ハイヒールハイヒール

これが定番の時代でした

ハイヒールって今はあまり履く人も少ないけど、脚が綺麗に見えるし、引き締まって美しくなるんだよね乙女のトキメキ