【ジャパンカップ】3冠対決はコントレイル | 【アメブロ版】もんまのコラムスクランブル

【ジャパンカップ】3冠対決はコントレイル

最初で最後の3冠3頭対決。競馬を見始めて30年目だが、その中で最高のビッグマッチだと言っていい。

直接比較がない3頭の序列をジャッジするのは困難を極める。比較しやすいのは3頭とも東京2400mを走っていること。アーモンドアイのオークス、2018年JC、コントレイルのダービー、デアリングタクトのオークス。馬場の速さを差し引いても2018年JCの後半6F68.9ー3F34.4での2.20.6が際立っているのは確か。今回はややスローから上がり勝負が想定されるだけに、後半の脚力で差が付くのでは。

<東京主要レースの後半6Fー3Fと勝ちタイム、勝ち馬・上がり3F>
2018ジャパン 68.9ー34.4 2.20.6(アーモンドアイ34.1)
2020ダービー 70.6ー34.3 2.24.1(コントレイル34.0)
2020オークス 71.9ー34.2 2.24.4(デアリングタクト33.1)

2020天皇賞秋 69.2ー33.6 1.57.8(アーモンドアイ33.1)

これが東京2000mの争いなら文句なしにアーモンドアイだが、自身にとって今では適距離からやや長い2400mであることと、中3週のローテーション。春のマイル2戦、天皇賞を見る限り、3歳時よりよりマイラー色が強くなっている。状態一息だった有馬記念のガス欠大敗だけで距離延長を嫌うのは危険だが、3歳3冠2騎に対するアドバンテージは少ない。安田記念よりは1週長い中3週だが、年齢を重ねるにつれて1戦全力投球型になっているだけにどうか。3番手とした。

3歳2頭の順列は展開次第。超スローなら切れ味で勝るデアリングタクトだが、5F61秒くらいでもう少し流れはず。コントレイルのベストパフォーマンスはダービー、次いで東スポ杯の東京2戦。行為にスッと付けて直線は先頭に立って最後は遊んでいたダービーは数字以上の強さ。おそらく前にアーモンドアイ、後ろにデアリングタクトを置く位置からの競馬。菊花賞で見せた勝負根性で凌ぎ切ると見た。

デアリングタクトは3頭の中でも最もローテーション、斤量が有利。逆転まである。問題はテンション。初東京のオークスではややイレ込み、秋華賞でも馬場入りを最後にしていた。パドックのテンションに注目。

3頭が内枠に入ったことで、それぞれが競馬しやすい進路を取れるはず。東京芝は外伸び傾向だが、スローなら内でも悪くない。内枠の方が直線で望む進路を選びやすい。

3強の一角崩しなら昨年2着に続いて最内枠を引いたカレンブーケドール。前で運べる利に加えて、一度使って坂路の動きが一変して状態は大幅アップ。

以下は差があり、グローリーヴェイズは坂のあるコースと大外枠が割引。一度使ったユーキャンスマイル、一昨年JCで末脚だけで5着まで押し上げたミッキースワローに3着の可能性か。

◎コントレイル
〇デアリングタクト
▲アーモンドアイ
★カレンブーケドール
△ユーキャンスマイル
△ミッキースワロー

************************

【Nintendo Switch版「ダビスタ」間もなく発売】

競馬ファンの間では12月3日発売のNintendo Switch『ダービースタリオン』(ダビスタ)が話題になっている。ラジオNIKKEI・小塚歩アナウンサーによるシリーズ初の音声実況に加え、リアルになった映像表現など、進化を遂げている。以下のCM動画で確認を。