【ダービー展望[6]】「余計な1走」だった-京都新聞杯 | 【アメブロ版】もんまのコラムスクランブル

【ダービー展望[6]】「余計な1走」だった-京都新聞杯

ダノンシャンティの取消でNHKマイルの分析は割愛。

京都新聞杯は皐月賞7着のゲシュタルトが勝利。それまでより少し下げた位置からで直線では先に抜け出したコスモファントムをきっちり差した。前後半がともに60秒を切る締まった展開で好位から抜け出した点は評価できる。ただ、過去のハーツクライやインティライミの内容に比べると劣る面は否定できない。皐月賞組のレベルの高さを実証したが、上位との差は感じた。

3着は直線だけで突っ込んできたレーヴドリアンは相変わらずスタートで置かれ、エンジンのかかりが遅い。東京でどこまで変われるか。

この2頭は、この時期、賞金不足を懸念して使ってきたが、結果的に出走しなくてもダービーの枠には入れた。その点では「余計な1走」であったと言える。

年 馬場 タイム 前3F 前5F 上3F 前5F 上5F  勝ち馬
2010 良 2.12.8 35.9 59.9 34.7 59.9 59.6 ゲシュタルト
2009 良 2.13.0 36.1 61.0 34.6 61.0 59.0 ベストメンバー
2008 稍 2.18.4 37.3 63.7 36.1 63.7 61.0 メイショウクオリア
2007 良 2.13.5 35.3 60.5 35.3 60.5 60.1 タスカータソルテ
2006 良 2.14.8 37.2 62.8 33.5 62.8 58.8 トーホウアラン
2005 稍 2.13.0 35.8 60.2 36.3 60.2 60.3 インティライミ
2004 良 2.11.9 35.5 59.7 34.5 59.7 59.4 ハーツクライ
2003 良 2.15.4 35.7 61.1 34.9 61.1 60.8 マーブルチーフ
2002 良 2.12.5 35.6 60.0 35.5 60.0 59.6 ファストタテヤマ

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