めちゃくちゃに好きな曲を語るシリーズ①


2010年発売「still a Sigure virgin?」より「eF」

9年前ってやばいな、、

みんなが聞いてない曲を聞きたいっていう逆ミーハー心が全盛期で、小6くらいに時雨を聞き出しましたね、はい。小6はもはや時雨の読み方わからないね。

そして出会ったこの曲。

時雨と言えば、高音ボーカルの掛け合いに疾走感溢れるドラミングで、アップテンポな曲のイメージが強いと思うんです。
でも、TKの声はしっとりした曲もめちゃめちゃに聴かせてきます。

そしてこの曲はなんとドラムがない、ベースもない、弾き語り。
まさかのドラムのピ様がギターを弾いてる曲です!

伴奏がシンプルだから、メロディと声の良さがまっすぐ伝わってきます。
少しかれるような、ウィスパーボイスのような歌声がたまりません。

普通の世界に住んでるんだけど、溶け込めてなくて、自分の目から見ると明らかに浮遊している「君」のことを歌っているのかなって思ってます。
そしてまさにこの君にぴったりな人が中学の時にいて、その人を重ねて聞いていました。若い。

好きな部分①
わかんないよ
君の正体が
その眠り方なんていうんですか

のところ。まず伴奏のカッティング?めちゃメロディ引き立ててて、素晴らしい。

わかんないよ、君の正体がって、得体の知れない気持ち悪いものじゃなくて、神聖で、綺麗なものに対して言ってるんだろうなっていう感じがする。イライラしてるんでもなく、純粋に疑問に思って、気づいたら口走ってたって感じ。

そして、その眠り方なんていうんですかってすごい歌詞だなって。もしかして君は眠るように死んでしまっていて、でも自分は信じたくなくて、語りかけているのかな。

 
好きな部分②
誰も君を覗けないから 
わかんないよ
ただ君の声が遠くなっていく

感情の盛り上がりと音程の高鳴り。
聞いてる方もドキドキしてしまう。
生きてて、理不尽なことがあったらこのわかんないよを脳内再生して許される気がしてます。


1曲を通して、淡い色合いが滲んだキャンパスが思い浮かぶ。誰もいない、二人きりの部屋に、滲む色。

こんなに近くにいるのに、見えるのに、聞こえるのに、わかんないよ、君の正体が。







目隠しをして君の声が
映し出す世界に入り込んでいる

プレゼンスカラーの空の中で
目隠しをして浮かんでるんだろう

わかんないよ
君の正体が
その眠り方なんていうんですか

目が覚めたのに君の声が
僕の「今」を強くなぞるの 

わかんないよ
君の正体が
その続きとここにおいでよ 

誰も君を覗けないから 
わかんないよ
ただ君の声が遠くなっていく

例えば僕が死んで
生き残る何かが形を変えるのは
気のせい?

例えば君がいれば
うつくしい言葉があと少し聞けたのかな 

気のせい?
誰のせい
まだ聞こえる
今聞こえる