ある日のこと


業務用ボトルから小分けにした洗剤が


『薄めずに入っている!』


と、Aさんが騒いでいる。

普段割と淡々と仕事をこなす

Aさんが、洗剤一つで。




〜遡ること数日前〜



Aさんを目の敵とするDさんが


『洗剤を薄めすぎて落ちないじゃない!』

『本当にケチくさいんだから!』

『誰がこんな風に薄めてるのかは言わないけどさ!(Aさん、と暗にほのめかす。)』

『ねぇ〜そう思うでしょう???』


とキレ気味に原液のままドボドボ・・・


不幸にも

自分はその場に居合わせていた。



〜時を戻そう〜



そのAさんの言葉を聞いて

Dさんが私の元に来てヒソヒソ・・・


『洗剤、原液のままま小分けしたの、あれ見なかったことにして黙っててねアセアセよろしく!



はぁ〜面倒くさ!!!

自分が入れたって言やぁいいじゃない。

コソコソ口止めするくらいなら、端からやらなきゃいいのにゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲロー




ほんとどうでも良い。



その洗剤とは

市販されている住居用洗剤と同タイプで

本来は薄めずに使うタイプのものだ。

だから、それに水を足せば

当然ながら薄い。

しかし自分から見れば

どっちもどっち。

面倒くさいので

『はい』と返事をして済ます。



その安易な返事が

翌日以降とんでもないことになろうとは

知る由もなかった。