日々のmonchoi



友人に何度もすすめられ

気になりつつ見逃していた映画。

「勝手にしやがれ」(1959年フランス)

テレビで放送されたので

これはいい機会、と観てみました。

はじまって5分くらいは

うーーーーーーん。

これは全然面白くないかも・・・

と思っていましたが

主人公ミッシェル(ジャン・ポール・ベルモンド )の

恋人パトリシア(ジーン・セバーグ )が

画面に登場するとガラッと雰囲気が変わりました。


日々のmonchoi

とにかくカワイイ!

そして、おしゃれ。


日々のmonchoi

普通の人なら子猿になってしまいそうなベリー・ショートも

知的クールでありつつキュートな目が輝くちいさーい顔も

なんでも着こなす長い手足も

50年以上前の人とはとても思えないほど

魅力的で目が離せませんでした。


日々のmonchoi

登場人物はほぼこの二人のみで

映画は二人の会話を中心に進んでいきます。

こういう映画って大好き。

難解だ、という意見が多々あるこの映画。

たしかにセリフは哲学的で

つきつめて考えるとすごく難しいし

理解できないところもあるけど

ひたすら魅力的な二人がかわすあてのない会話と

変わらないパリの街並みを見ているだけでも

楽しい映画でした。

ストーリーは楽しいとは言えませんが・・・

やっぱり映画って登場人物が

どれだけ魅力的に感じるかが

大事ですよね~


日々のmonchoi

写真では何度も見たことあったジーン・セバーグ。

うごく彼女が見れただけでも価値があった、と

思わせるくらい一挙一動がステキでした。


日々のmonchoi

ジャン・ポール・ベルモンド。

大好きなリンゴ・スター似の顔と

時々見せる捨てられた犬(?)みたいな瞳がツボに入り

この映画をきっかけにファンになってしまいました。

しかし現在、御年77歳・・・

ちなみに原題はタイトルにもあるとおり「息切れ」らしいです。

直訳だったら日本でこんなに人気が出なかったかも?

「勝手にしやがれ」と思いきって訳した人は

偉大だなーとおもいます。