子供というのは幼なければ幼いほど
素直に大人の言葉を鵜呑みにしてしまうものです。
ビートルマニア熱に冒されているうちに
よみがえってきたある記憶があります。
小さい頃(といってもたぶん小学生くらい)
なにかの特集でビートルズの番組を母と見ていて
ビートルズってなんで解散しちゃったの?と母に聞きました。
すると母は
ジョン・レノンがオノ・ヨーコに夢中になったからよ。
ジョンはオノ・ヨーコがあまりにも自分にソックリだったから
好きになっちゃったのよ。
といいました。
確かに二人の写真を見るとよく顔が似ていたので
へーーそうなんだー
と私は納得し、大きくなって自分で情報を得るまで
それを本当のことだと思っていました。
ていうかさまざまな情報を得た今ですら
ちょっとそんな気がしています。
うーん。親の教育(?)ってこわい。
在りし日のジョン、そしてヨーコ。
たしかに似てはいますが・・・
ビートルズにたいした興味もなかった母は
子供相手にかーなり適当に返事をしたのでしょうし
そんな言葉をすっかり信じたうえ、のちのちまで覚えているとは
まったく想像もしていなかっただろうなあと思います。
そのほかにも母のテキトー発言を鵜呑みにして
恥をかいた思い出はたくさんあります。
子供と接するときは、みなさん!
言葉には気をつけましょーーー
子供だと思って油断して発言した言葉を
脳細胞がフル活動している子供の脳は
いちいちちゃんと記憶してますよ~。