婦人科病棟から産科フロアへ | 胎児共存奇胎の記録

胎児共存奇胎の記録

とっても珍しい胎児共存奇胎を経験しました。発覚から妊娠継続、流産を経てその後の気持ちを書いていこうと思います。

入院していた病院では産科フロアが混み合っているため、22週をすぎなければ産科フロアにはいけないそうです赤ちゃん

22週…いろんなことは覚悟しなければいけないけれど、この週に入れば子供を産んでNICUに入って助かる可能性のある週。

なので産科フロアに行けたらまた1つステージクリアなイメージがあって、このフロアに憧れがあった私照れ

ですが、私の体調を考慮し何かあったときにすぐに分娩室にいけるようにと、20週で産科フロアに移ることになりました。

『何かあったとき…』
こういう言葉にも敏感になっちゃうんですよねショボーン

ただ、病室は満室だそうで、分娩準備室という部屋に一時的に入ることに。
この部屋のいいところはテレビも冷蔵庫も無料で見れることでした(笑)

入った当日は同部屋に同じように病室待ちの妊婦さんがいらっしゃって、その方のお仕事は整形外科医らしく、執刀した手術の時の裏話や、病室で起こった珍事件を面白く話してくれましたニコニコルンルン

婦人科病棟ではカーテンを閉め切りで、且つ短期の入院の方が多かったため、患者さんとちゃんとお話しするのはこのときはじめてでした。

それがものすごーく気分転換になったのですが、残念ながらその方はすぐに移動されてしまいましたえーん

その方は前置胎盤で、近々帝王切開で出産される予定でした。

改めて、無事に妊婦生活を送り、出産出来ることって本当に奇跡なんだろうなーと思ったのを覚えていますショボーン

産科フロアに移ったころはお腹の張りもより一層強く、食事をとるのはもはやストレス状態になっていました。
ご飯が食べたい、お腹すいたっていう感覚をこの時期には一度も感じなかったです。

無理やり少し食べては休んで、たくさん残す姿を見た母は、内心もう妊娠をあきらめてほしいと思っていたようです

確かに私が母の立場だったら、きっと同じことを思うだろうな。

浮腫みもすごく、足はぞうさん、足先はクリームパンのように…ゾウそしてその時初めて知りましたが、浮腫むと皮膚が引っ張られるのか痛いんですよね真顔タラー

私自身も、自分の急激な体の変化を目の当たりにして、さらに毎日不安でいっぱいでした。

それでも妊娠をあきらめたくないと思うんですから、やっぱり「母」ってものは偉大なんだろうなーと思います。

そんな感じで産科フロアでの入院ライフがスタートしたのでしたうさぎクッキー