こんばんは!モンシェルです。
突然ですがみなさん、「かしわ餅」ってご存知でしょうか?!
そう!こどもの日に食べる、葉っぱに包まれたお餅です。
うちの柏餅はこんな感じ↓
実は今日お店で、若い男性のお客様が、
「何でこどもの日にかしわ餅を食べるんだろうね??」って言ってたのが聞こえてきて、
ちょうど違うお客様の接客中だった私は、
説明したくても説明できないバットタイミングにがっくり・・・!(笑)
というわけで、おそらくこのブログを見ているはずもないと分かってはいるものの、
簡単にご説明をさせていただきます!
もともとかしわ餅を食べるようになったのは江戸時代からのようで、
新芽がでないと古い葉っぱが落ちない柏の葉の特徴を、
当時の人は、家系が途絶えず子孫繁栄をイメージしたのでしょうね。
端午の節句に縁起物として食べる風習が広がっていったようですよ!
昔は武家社会ですからね。跡継ぎは大事だったのでしょう。
別に”子孫繁栄”だなんて大きな意味を求めなくても、
子どもも大人も家族みんなが元気でいるように願いを込めた縁起物として、
ぜひ5月5日には、かしわ餅を食べて欲しいと思います。
こういう日本独特のお菓子の伝統というか文化というか、私はとても素敵だなぁって思うんです。
しっかり意味があって、自分の生まれるずっと昔から、ずっとずっと伝えられてきたもの。
”ただお菓子を食べる”という行為の中に、しっかりとした意味があるなんて、
よく考えると不思議で面白くないですか?!
もうすぐこどもの日です。小さなお子様が喜ぶケーキも捨てがたいけど、
ぜひ柏餅も一緒に食べて下さい!
そして私たちでこのお菓子の文化を、これからの世代に伝えていこうではありませんか!!!
(そんなに気合を入れるほどのことでもない。笑)