こんばんは。モンシェルです。
毎年秋口に受け入れてる、近隣の中学校さんからの職場体験は、
今年は夏休み真っ只中の7月末にありました。(これも授業日数確保のためなのかしら??)
ここ数年は1校だけでしたが、今回は別の中学校さんからも依頼がきて、計2校。
どちらも中学2年生の女の子数名に、2日間にわたりお菓子屋の仕事を体験してもらいました。
仕事内容はいたって初歩的なもの。たとえば一緒に掃除をしたり、ケーキやお菓子を袋詰めしたり、
カフェのドリンクを作ったり、お水やお茶を運んだり、シュークリームを自分で詰めてみたり・・・。
限られた時間の中で教えることはいっぱいあるけれど、
せっかく働くのだから彼女たちのためになることを教えてあげたい。
”お菓子屋”の仕事も大切だけれど、この仕事に限定するのではなく、
どんな仕事をする上でも、共通に大切なことってありますよね。
中学2年生でも出来る、当たり前のこと。でも社会に出てからも、間違いなく大事なこと。
基本といってもいい、それは「あいさつ」だと思います。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」はお客様へのごあいさつです。
わざわざお店に来て買い物をしてくれる方へ、気持ちを込めてあいさつをしましょう。
そして一緒に働くスタッフにも。「2日間よろしくお願いします」「明日もよろしくお願いします」
「2日間どうもありがとうございました」 これも大切なあいさつです。
恥ずかしがったり緊張して声が小さい時は、もう1回言ってもらいました。
それでも言えないときは、わたしも一緒になって何度も練習してからチャレンジしました。
だって相手に聞こえないあいさつは意味がありませんから。
中学生のこの時期はいろんなことを吸収する、まるでスポンジみたいな時期です。
もちろん学校の勉強も大切ですが、教室では教わらない授業以外の社会勉強も大切だと思います。
今、この時期にやるからこそ意味があって、働くことの楽しさと大変さを学ぶだけではなく、
自分にも出来ることがあるんだってことを、知って欲しいと思います。
個人的にですが、中学で将来について決めることは、まだまだ早いと思います。
(そこまでしっかりしてる中学生は、逆にスゴイと思います!)
わたしもその頃は、何にも考えずにただ学校に行ってましたから!(笑)
高校、大学、いろいろなアルバイト等の経験を通じて、
自分の好きなこと、興味のあることを見つければいいのであって、
今回の職場体験も、そんなきっかけの一つになればいいなって思います。