モンシェルです。
お菓子屋さんで働きだして、4年になります
毎日売り場で接客をしながら、
1個126円のシュークリームや、840円のロールケーキ、
3150円の焼き菓子ギフトを売っています
楽しいことも多いけど、仕事はいたって地味
失敗やお客様にお叱りをいただいたりすることもあります
へこんでくたくたで帰る日もあります
何でわたしはこの仕事をしてるんだろう・・・
そう考えた時も、正直ありました
今日、お店に来た女性のお客様
最近決まって、168円のプリンを買っていきます
「いつもありがとうございます」
って声をかけたら、思わぬ返事が
「近くにある県立こども病院に入院している子どもが
手術後、硬い物が食べられなくって、
でも、モンシェルさんの「プリン」は
おいしい、おいしいって食べるんですよ」
食事制限の中、わたしのお店のプリンを
喜んで食べてくれる子どもと、
その子を想う母親の気持ち
168円のプリンが架け橋となって、
わたしに届いた、あたたかい物語
お菓子屋さんで働くことの「意味」
なんていったら大げさすぎるけど
きっと、その答えはここにあって、
昨日も、今日も、そして明日も、
だからわたしは
笑顔で売り場に立てるんだと思った
そしてそこから
また新しいストーリーが始まるんだ
わたしの販売した、お菓子たちから