すごい人がいる | モンチェロフの猫

モンチェロフの猫

プレゼン職人・イラスト描き 英日翻訳

数学や数式であらゆる難しいことを説明できる、という、数式の職人さんがいます。
 

 

この人は、芸術系の大学で、自分の視点での宇宙のしくみを作品として作っても教授達に全く理解してもらえずにいたところ、たまたま学校にあって触ってみたパソコンをいじっていたら、あっという間にプログラミングを独学でするすると理解し、マスターしてしまい、数ヶ月後には某大手ゲームソフト会社でヒット商品となったアプリを開発してしまいます。

 

その人がさかのぼること、小学校の頃。

 

1÷2=0.5 

 

という算数が、全く理解できず、学校中の先生に喧嘩をふっかけたそうです。

 

「1つのりんごを半分に割ったら、なんで0.5なの?二分の1なの?

 だって、りんごは半分に割ったら2つになるでしょう?

 それに、1つのりんごを完全に同じ量の半分に割るなんて不可能じゃないか?
 絶対どっちか大きくなる」

 

と尋ねても、納得のゆく答えをくれる先生はひとりもいなかったそうです。

そのフラストレーションを解決すべく、武道へと向かわせます。


その後、プログラミングを使いこなせるようになると、数学でめきめきと頭角を表します。

複雑に見えるものほど、数式で構造化し、すべて説明できる、と思うようになります。

微分・積分、相対性理論、そういうものに「欠陥」があるとわかるようになります。

 

西洋で全てを善/悪、白/黒 と物事をぱっくり2つに分ける「二元論」も限界がある、という仮説を立て、立証しようとします。

 

すると「歌舞伎は般若(悪)と能面(善)は変わるが、演者(本質)は変わらない」というところにヒントを得て、演算子や新しい概念の算式を編み出し、数式で特許まで取得することになります。

 

これによって、西洋の数学にあった「欠陥」を埋めることができ、矛盾として残っていた問題部分にも説明がつくようになりました。

 

ただし、これには、日本独自の概念が使われているので、海外で説明するのに苦心するのだそうです。
たとえば「表と裏」。この「裏」をうまく1語で表す西洋語は、言語学者と探してもみつからなかったそうです。ただの「Backside」ではありません。

「あの人には裏がある」という場合の「裏」を表す言葉。

建前ー本音ー裏 の裏の部分です。概念としては、日本人ならわかりますよね。

欧米かっこいい、日本ださい、という概念は、どこから来ているのか考えてみると、
そう思わせる教育構造や、昭和の古い考え方、戦後の白人コンプレックスに根源があり、
それが全く根拠のない、感化されたものと気づくと、とたんに
「ほんものの日本の文化」
というものを見直す、よいきっかけとなると思います。

 

その「日本ださい」の考えは、「つくりもの・ニセモノに飽きた」の裏返しでは?

という、お話。

おしまい。