この1年 | monchackの日常@どっぷり日本

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2018年より、約17年のナイロビ生活を終え、日本人に戻りました。日々の小さなしあわせ備忘録。

私がコロナというものを認識してから1年。
ちまたに変な病気が流行ってきたねと
母と話したのを思い出す。

そして、母からの連絡が途絶えてから、
1年が経つ。

「もう電話できないよ」
                              っていうLINEが最後。

モルヒネが開始される前に、教えてくれた。
すぐに電話をかけたけど、もう出てくれ
なかった。
そして、四日後に息を引き取った。

また状態が良くなって、モルヒネを切って、
話ができると思ってたんだけど。
母の葬儀場のテレビで、ずっと横浜の
クルーズ船のことが報道されていた。

この1年のことを思い出して、
なんだかとても悲しくなった。
たぶん葬儀を終わらせてから、1番悲しい
気持ちになった。

1年も母と連絡を取らなかったことなんて、
今までないもんね。

母に、ありがとうって最後言えなかったな。
そんなことをふと思った。

もうすぐ一周忌。

なんかしんみりしてしまう。

受験もコロナもで、旭川には帰らない。
オンラインで、法事に参加しようと思う。
お墓も、雪の中だもんね。

リモート法事。
便利な世の中ね。

お坊さんの後ろ姿でも、眺めるよ。
喪服は着なくてもいいわよね?
パチが吠えたりしたら困るから、
こっちの音は出ないようにしてもらわないと。





いつもよりも、たくさんのお花を。

明日も、いい日になりますように❤