9年前ケニアで | monchackの日常@どっぷり日本

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2018年より、約17年のナイロビ生活を終え、日本人に戻りました。日々の小さなしあわせ備忘録。

今日は、9年前に東日本大震災が起きた日。
あの日、ケニアでいつもの朝を迎えていたら
CNNのLIVEニュースで、ありえない光景が
放映された。

え?これ日本なの?

津波は、TSUNAMI。
やたらと、earthquakeとtsunamiという
言葉が聞こえてくる。
あの頃元気だった実家の母とは、
すぐに連絡がつくが、北海道だから、
なんらかわりない。

でも、東京のもりりん実家と連絡が
つかなくて、焦ったのを覚えている。

ひまりんの水泳大会に行くと、みんなが
「あなたの家族は、大丈夫なの?」と
声をかけてくれた。

その後、インターに通うひまりんの
学校で、2回募金活動を行った。
日本人二人しかいない学校だったんだけどね。
1回目の募金の記事は、ブログを始める前の
ホームページに載せたようで、このブログに
記録は残ってなかった。

学校関係者の人達が、とても温かかったのを
思い出す。
遠い遠い日本のために、声をかけてくれた人や募金してくれた人。

それが私の9年前。

被災しなかった人達にとっては、過去の出来事なのだけど、被災して家族を失った人々にとっては、いつまでたっても現実問題。
9年経とうが、何年経とうが、辛い現実と向き合っているんだろうな。

被災していない私には、実際の被災地の人に、かける言葉もなくて、その心情の本当の理解には、繋がらないけどいつか東北の被災地を訪れてみたいなとは思う。


これは、浄土真宗のお寺からのお手紙。




私も家族を亡くしたばかりだから、
なんだか染み入る言葉。

被災者の皆様のご冥福をお祈りします。