高齢者の免許返納について考えさせられる | monchackの日常@どっぷり日本

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2018年より、約17年のナイロビ生活を終え、日本人に戻りました。日々の小さなしあわせ備忘録。

またまた高齢者の交通事故。

若いお母さんと3歳の子供の命が奪われた。

あのニュースの日、
残された家族は、どんな思いで夜を迎えているのか。翌朝も、やっぱり夢じゃなかったという絶望感と向きあっているんだと思うと、本当にせつなくなった。

そして、加害者側の家族も、
「免許証を返納させておくべきだった」と
きっと後悔の念に駆られているんだろうなと。

高齢者じゃなくても、もちろん事故は起こすのだろうけど、87歳じゃ車に乗っていなくても
判断力は鈍るし、何から何をとっても、若い人よりも優れるものなんかありゃしない。
アラフィフでも、そう思う。

それまでの人生が、いかに素晴らしくても、
人生の最終章で、人を殺してしまったら
終わりだよね。

私の両親は、まだ70代前半。
病気なので、二人ともそんなに長生きはしないと思うので、心配いらんけど...
父は、大型免許だけは、もう返納したといっていた。

もし義父が生きていたらどうだろう?
運転がとても慎重で、車が大好きだった。
生きていたら、事故を起こした加害者と同じくらいの年齢。
息子たちは、免許証返納を勧めていただろうか?
たぶん、勧めないだろうなと思った。

事故を起こしてからでは遅いんだよ。
いくらしっかりしていても、それはその年齢ではしっかりしているというだけで、若い人とは比べ物にならない。

被害者側も、本当に大変だけど
加害者家族も、大変だと思う。

87歳、こんな事故を起こして、ショックの大きさから、たぶんこのまま認知じゃない?
留置されたら、それでもうアウトだわ。

週末から、このニュースばかり。
なんだか辛くて、ワイドショーやニュースを見る気にならない。

本当に、事故には気を付けよう。
自分と被害者だけじゃなく、みんなを不幸にする。