日本に帰る前の話なのだけど、行ってきましたわ。
どこにって?
馬で



カレンから、ウゴングヒルへ。
といっても、日本の人にどんな距離かはわからないと思うのだけど
地図で直線距離を見ても、10kmはあるのよね。
一番の不安要素だった私も、毎週子供と乗馬に通い、一応パカラッパカッラッって
走れるようになった。
2時間で、尻の皮が剥けたこともあったので、ウゴングヒル往復って
尻がどんなんなっちゃうのか、未知の世界。
2月の末は、結構暑いナイロビだったのだけど、この日は運良く、朝方雨が降り、
午前中も曇っていた。
道路もうっすら湿っていたので、ホコリが立たずに気持ちがいい。
雨女も、時には役に立つのよ~~~。<(`^´)>

誰も、いなくて怖いよね。
山賊にも合わず、街を通過し、「チャイニーズ、チャイニーズ」と言わるが
「フン、庶民どもめが」と、馬から見下ろしてやってると、腹も立たない。
大名行列気分

庶民たちの一番の注目は、みらりん。
「ちっさいのが、馬に乗ってるぞ!!」って、やたら言われていた。
一人でコントロールは、ちょっと難しいので、乗馬を教えてくれているアイザイヤさんに
馬のたずなを持ってもらい、2頭で走行。

そんなに疲労感もなく、ウゴングヒルに到着。
ここまで来ると、結構寒い。

私が、ここに来るのは実に、12年ぶり。
あのときは、数本しかなかった風車が、いっぱい立っていてびっくり。
景色が違うんだよね~~~。
あ、景色だけじゃなく、自分も変わり果てたけど

ここで、トイレ休憩。
最後のトイレだからね。
本日の馬面たちw


ウゴングヒルは、これから。
頂上まではいかないけど、上の方を目指して進む。

ゲート付近の住民の子供たちが、ついてくる。
ひまりんが、「ほんとっ、うざいんですけどぉーーーーー!!!」 って怒っていたけど。

山の急勾配な部分は、馬から降りて、自力で登るんだけど、それもしんどい。
まだ行ける?まだ行ける?と、なかなか馬から降りる気にならない。

でも、12年前よりも、高地トレーニングも済み?体力がついたのか
結構行けちゃう自分がいたりして。(笑)
ババーの底地から見せてやるぜ~~~~

山の上は、風ビュービュー。

ものすっごい風ビュービューで、木の陰に隠れて、座っていないと
車で走行中に窓を開けて、顔を出してるような感じで、風圧に負ける。
馬から離れた場所で、持ってきたサンドイッチを食べる。

下界から付いてきた子供たちが、マジうざい


田舎に行っても、こうやって付いてこられるのが、本当にうざかったなぁー。
馬、気持ちよさそうに放尿中。

だけどね、馬の風下にいた日にゃぁ、しぶきが飛んでくるからね。
こわーーーーーっ

風、こえぇ

余計なものまで、運んでくるー!!
馬は草を食み、徒歩で登ってきたケニア人たちに、写真を撮られていた。

馬は、下りが苦手なので、下山はゆっくり。

さぁ、残り半分だわ~~~♪

下山するまでは、全然疲れも感じていなかったのだけど、山から下りてからが
大変だった・・・

再び、パカラッパカラッの爆走なんだもの。
前半の爆走よりも、後半の爆走は、一気に体力を消耗する。
無事に、馬場についた頃には、足腰がふっらふら

ちょ~~~~~~~~~、つかれたぁ~~~~

いやぁ、ほんと老体に鞭打ったわぁ。
我ながら、頑張ったと思う。
また行きたいねーーーと子供たちは言ってるけど、ママ抜きでいってほしいなと
心から願う。