みんながざっくばらんな意見を出し合って、職場の改良改革を行うことはとても良い事だと思っています。上からの指示ではなくて。
でも、「なんでも意見を言ってください」と言ってもなかなか出てくるものではありません。そこで私がやった方法を少しご紹介します。
まず方針として、次のようなことと、簡単なルールを設定しました。
■方針
これがめんどくさいとか、これが難しいとか、感想でも何でもよいので言ってもらうこと。
■簡単なルール
・意見は質より量で思ったことをいうこと
・その場で結論は言わないこと(いいとか悪いとか言わないということ)
・批判はしないこと
・感情的にならないこと
感の良い方は気が付くかも知れませんが、「ブレインストーミング」のルールとほぼ同じです。
意見を言ってというと、頭で考えてしまうと、意見が出ませんし、いいアイデアも出ません。感想でも構わないので何でも言ってもらう(口にしてもらう)ようにします。
その際、管理者側で絶対注意しなくてはならない点があります。意見に対して「これはお金がかかるから駄目だ」といった、結論めいた言い方や批判はしてはいけません。
行動分析学的に見ると、意見を否定されることは嫌子です。目的は意見を出してもらうことなので、意見を出すことで好子が出現しなくてはなりません。好子とは何か、ここでは認めてもらうことでしょう。些細なことでもすべてメモに取ります。
なかなかでないこともありますが、こちらも質問してみたり、意見をだしながら焦らずじっくり行きます。
私はこの方法で徐々に意見が出てくるようになりました。中には、意見を言うだけでなく、その後に実際のアイテムを調べてこんなのありましたよ!と報告してくることもあります。こうなればシメたものですね。
自ら考え行動するための一歩ではないでしょうか。