常念岳 | SAD妻と4匹の猫

常念岳

ども。

このところ、妻君の調子が安定してきたおかげもあり、先日、親友と連れだって懲りずに安曇野へ行ってきました。
今回は常念岳登山と、シャロムヒュッテが主催する自然農法の体験会「農楽舎」参加のため。


まずは常念岳登山。


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常念小屋(標高2,450m)から槍ヶ岳を望む。
息を切らしながら胸突き八丁を登り終えると、突然視界が開け、眼前には穂高の山々の大パノラマが。
槍の穂先を生まれて初めて目にした瞬間は、言葉にならない感動を覚えつつ、いつかあそこに登りたいなと強く思いました。


前の晩は、道の駅に車を停めて、気温が5度を下回る中凍えながらの車中泊。
寝る前に、流れ星がびゅんびゅん落ちてきそうな空の下で、iPadで音楽を流しながら、しばし晩酌。
コッフェルを持って行ってなかったので湯を沸かすことができず(つーか、こんなに寒くなるなんて予想外!)、泣く泣く焼酎の水割りをチビチビやりました。あんまり寒いんで、氷も入れてないのにロックみたいに冷たかった(泣)

ちなみにその時のBGMは、Sigur Rós(シガー・ロス)の「Ágætis byrjun」。
アイスランドで育まれた彼らの感性が、遠く離れた安曇野の、寒いけどのどかな農村地帯で、こんなにも深く心に沁み入るものかと意外な感動を覚えたもんです。
あ、ベタだけど、エンヤも沁みました(笑)


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色づいた樹々の中、沢沿いをひたすら登る。
アップダウンのあまりない、ひたすら登り続けるコースなので、ペース配分しないと足に来ます。
だけど、早く下山してお蕎麦を食べに行きたかったので、ペースはちょっと早め。
案の定、足に来ました。



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順番が滅茶苦茶だけど、常念岳ピーク(標高2,857m)から南アルプス側を望む。
よ~く見ると、、、、、、、見えますね、富士山。
北アルプスの山々はもちろんのこと、中央/南アルプス、八ヶ岳、富士山までの大パノラマを一望のもとに。
まさに日本の屋根!もう最高!



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槍の穂先を背景に、懲りずに再登場のにか。
一度顔を晒してしまうと、抵抗がなくなって来るもんだ(笑)


下山後はお目当てのお蕎麦屋さんに直行。
閉店20分前に無事到着し、ずばばっと完食してきましたとさ。



そんで、「農楽舎」
こっちに越してきてから農業に興味を持つようになり、たまに通ってるヨガ教室の先生に畑を貸してもらって、ちまちま野菜をつくってます。といっても、ドドド素人なので、何が良くて何が悪いのかもわからない状態で、手探りでやってるところです。
シャロムが毎月開催している自然農業体験会の「農楽舎」に一度行ってみたいと思っていたので、ようやく念願かなって参加してきたわけです。
今回は、イセヒカリという品種のコメの稲刈りと以前植えた野沢菜の間引き、そして春から作付けする畑のための畝づくり。

結論から言うと、ものすごくためになりました。
特に畝づくりは、素人以下のにかにとっては開眼もので、はは~ん、ほほ~ぅ、なるほど~の連続でした。さっそく、今週中にでも自分の畑で来春のために畑づくりをしようと画策しています。

さらに懲りないことに、もっと本格的に学んでみたくなった単純なにかは、毎月開かれる「あずみの自然農塾」に来春から参加しようと本気で考えています。
将来的に、自給自足、とまではおこがましくて言えないけど、流通への依存度をできるだけ少なくするようなライフスタイルを確立したいと思ってて、再来年あたりにどうせ安曇野に引っ越すし(笑)、だったらその土地で学んだ方が良いに決まってる!、などと強引に考え、画策しているところです。
安曇野に足しげく通うための十分な言い訳にもなるしね。山登りは“ついで”ですから(笑)



んで、そんなにかを尻目に、ネコどもは夢の中。

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