パソコンのキーって打ってて思うんですが、
「O」のキーが壊れやすいこと。
そもそも欧米人がアルファベット26文字を
ほぼ万遍なくつかって文字を表現しているのに比べて、
われわれ日本人はアルファベットのみならず
「ひらがな48文字」「かたかな文字48文字」」「漢字(常用漢字1.945文字、昭和56年公布、異字体を加えるとなんと2.928文字!)」「アラビア数字」「外来語」「顔文字(多数)」「記号(JIS共用記号)」を駆使して日常生活のコミュニケーションをとっているのだからびっくりします。(また常用漢字のうちなんと1,006字は小学生のうちに習得するようになっています)
(情報ソース;文部科学省HPhttp://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k19811001001/k19811001001.html)
これほどの膨大なキャラクターをつかって意思の疎通を試みている民族は他に例をみなでしょう。
日本人はこの膨大な言語ツールを駆使している自分をもっと誇ってよいのではないでしょうか?
(情報ソース朝日新聞コラム;http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/nihongo/kanji.htm)
漢字はそもそも古い時代に「漢」より伝達されたコミュニケーションツールですが、
同時にはいってきた中国語とのミクスチャーによって古墳時代には「ヤマトコトバ」が生まれました。
これが日本語のルーツなのです。
とはいっても漢字は当時もかなり難解なシロモノであったようです。ギネスにも載っていますが、漢字の最多画数はなんと64画!!(龍や興を各々4つ並べた漢字)
というわけで内閣府は漢字のそもそもの数の多さを考慮して、
まあ、最低限、すべての国民が新聞や雑誌くらい読めるようにしようよ、
ということで世間一般に使う漢字の数に制限して、
当用漢字を1,900程度に限定して、それ以外の難解な漢字を新聞などに使用させないようにしたのです。
さて本題です。
日本語をアルファベットで打ち込むときにかならず使うのは「AIUEO」です。
このキーなしには日本語は打てません。
ところがキーボードの配列はこれは何??
一応横に並んではいるけど
ノートブックなんかだと大概、「O」とか「I 」とかのキーが壊れてきます。
右利きの人は特に。
いいたい。
すごくいいたい。
「O」は頑丈につくって!!!!
漢字で思い出しましたが、
漢字をめぐる政府内のバトルっていうのは伝統と時代の要請への駆け引きみたいなところがあります。
日本の国語政策は常用漢字を中心に表外漢字と人名漢字の3区分で国語の棲み分けというか均衡を保っていました。
そもそも手書きを前提とした今までの漢字政策は
略字体で漢字離れを防ごうという目的で常用漢字を規定することでした。
ところがパソコンの普及によって略字でない漢字の表記が可能になってJIS漢字が一般化し始めたのであります。
まあ、これはこれで国民の漢字への普及が高まるということでよかったのではないでしょうか。
そこでこれを表外漢字字体として別に区分しました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/kokugo/toushin/001218.htm
一方で、戸籍法に規定された、常用漢字一覧にない漢字を「人名漢字205字」として規定していました。
ところが、
2004年頃から相次ぐ訴訟やらなにやらで「人名漢字」は激動の時代を迎えます。
同年9月になんと人名漢字が983文字まで膨れあがってしまったのです。
(「消えた年金問題」もこうした人名の名寄せ(複数登録してある加入者の合致作業)ヨミの変換の不一致が原因じゃないかーみたいなことが言われていましたが、、、)
そうした結果、3つの漢字の区分は棲み分けを失い、新常用漢字を検討するに至っています。
まあ、
たくさんの漢字が普及することで美しい文字が現代に蘇ることは個人的にはいいことだと思うのですが
江戸時代に戯曲作家などが自作した漢字が1文字80画以上あったことを考えると
あまり自由に拡大するのもどうなのかなあ、と思いました。
私の祖父も、思えばすごい当て字をつかってたし。。。