当時は携帯電話も無かったのでガイドブック片手にバスを乗り継ぎ向かう。チョコレート工場だったというギラデリスクエアの近くを通った時、道に看板を見つける。
「try our Egyptian food」
えー!エジプシャンってエジプトのこと!?絵もわかりやすくネフェルティティの絵も描いてあった。最初、クレオパトラかと思ったけど、教科書で見た顔と違うぞ、でもエジプトっていうのは歴史にあまり興味が無かった私でもわかった。
窓越しに覗くと何やら男性が美味しそうなものを食べている。その皿にはもも肉のレモンチキン、何やら茶色いつぶつぶが入っているごはん、そして白チーズが散りばめてある彩の良いグリークサラダ。電車を降りてから緊張で何も食べてなかった私はその目の前のごちそうに釘付け❗️
迷わず店に入り、窓際の人が食べているものを指して「あれと同じものをください」と言った。お店の人はにっこり笑い「店内で食べる?それとも持って帰る?」と聞いてくれた。それが私と義姉のエスマットとの出会いだった。