柿の木 | 誰にも言えず綴る

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余命宣告された夫は2023年8月、逝ってしまいました。これからどう生きていこうか…。

いっぱい働いた日。

午後からジムに行くから
午前中に夕御飯を作る。
ちゃんとお味噌汁も作ったし、
切り干し大根を炊いて、
長芋のポテサラも。
帰宅してお魚焼いたら完了。

先日ジム友さんから

ちゃんと食べてるか心配してたと言われた。

息子と同居だからご飯はちゃんと作ってる。

料理は嫌いじゃないし、

夫が食にうるさかったので

今はわりと自由に作れて気楽。


それから

あちこち掃除機をかけてさっぱり。


庭仕事もがんばった。

庭に植えてある柿の木、

葉っぱは落ちるし、虫食いの柿も落ちるし、

手入れが大変。


この家を建てる時に、

マンション暮らししか知らない夫は

家庭菜園や園芸に憧れて、

この柿の木も夫の希望で植えた。


夫が亡くなってから

園芸関係はかなり断捨離した。

悪いけど、

夫の趣味を引き継いで

家庭菜園や園芸をがんばる気持ちはない。

私は私のペースで生きたいから。

今後やりたいと思ったら自分のやり方でやるつもり。


逆で私が先に死んだとして、

夫が私の趣味の手芸を引き継ぐことは

まずあり得ないだろう。


柿の木も、

枝がお隣さんに行っちゃうし、

地面は汚くなるし、

いっその事伐採しようかと思ったけど、


食べれそうな柿をがんばって落として

皮を剝いて食べてみると

なるほど、秋の味覚だった。


お世話できる間は

もう少しがんばってみるかという気持ちになった。


今のところだけど。