休みなさい | 誰にも言えず綴る

誰にも言えず綴る

余命宣告された夫は2023年8月、逝ってしまいました。これからどう生きていこうか…。

告別式から出棺、
火葬からお骨上げ、
初七日法要から精進落とし。

私と息子2人、
精一杯勤め上げたと思う。

まだまだ経験値の少ない私たちだが、
皆さんに支えられて、
何とか最低限の務めは果たせたと思う。

息子たちが、
がんばって母を支えていきますと、

親戚の前で宣言してくれた。

連日ふらふらヨロヨロして、

危なっかしい私が心配で仕方ないんだろうなと思う。

ご住職様から、
ずっと寝れてないでしょ❓
やらなきゃならない事の前に、
まずは体を休めて、

明日1日しっかり休みなさい

と言われた。

明日からまた仕事を片づけないと…と気持ちは急くけど、
ご住職様の忠告通り、
明日だけは休もうと思う。

ペットホテルにお泊まりだった愛犬は、
何の問題もなかったようだが、
帰宅してバタンキューっと寝てる。
疲れたよね…。

告別式は、
本当に近親者だけで送り出した。
夫の子供時代のエピソードや、
夫の両親、祖父母の想い出と、
懐かしい話が尽きなかった。

夫も相槌を打ったり、一緒に談笑したり、

見えなくても絶対参加していたと思う。


棺の中は、

蛇腹に広がった御朱印帳が夫を包み込み、

夫は懐に母子手帳を抱き、

青空に旅立った。

そして…

小さな骨壷に入って、

我が家に戻ってきた…。


中陰壇に祀られた夫…。

好きだった物をお供えしようと言って、

息子たちがあれこれ置いてあげてた。

明日ビール買ってくるわ、って。


できるものなら、

夢の中でもいいから、

リセットさせて欲しい。

全部リセットして、

ただいま、長いこと入院しててごめん、

もう大丈夫だからね…と言って、

戻って来て欲しい。


このブログのジャンルは、

闘病入院生活でスタートしたど、

もう夫が入院闘病する事はない 。


だけどもう少し…このまま続けさせてください。