思いつき? | 誰にも言えず綴る

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余命宣告された夫は2023年8月、逝ってしまいました。これからどう生きていこうか…。

がんセンターから退院して
やっと我が家に着いた途端に、

永代供養してあるご先祖の墓参りに連れていけと言われ…

ちょっと待って❗
がんセンターから必死の思いで退院してきて、
また名古屋まで車に乗って墓参り❓
危険過ぎてできない、と却下。

じゃあ、がんセンターから帰る途中に寄ればよかったと言われ、
看護タクシーの話も出てたのに、
寄り道なんてできるような状態じゃないのに…
この人は全然わかってないんだと思う。

この場に及んで慌てて墓参りなんて…
元気な頃ご先祖様の供養を疎かにしてた癖に今さら…と思う。

それから次に、
私の父のお墓参りに行きたいと言う。
車で5分の距離だが、

この炎天下に外に出るなんて無謀すぎる。


お墓は体力的に無理だから、
仏壇を拝んであげて、と言わせてもらった。

母が施設に入ってからは

父の仏壇は我が家でお世話させていただいている。

その仏壇は主人が寝てる和室にある。


一週間家にいたけど
父の仏壇は1度も拝まず終わった。

突然信心深くはなれないものだ。
思いつきでものをいってるだけなんじゃ❓

そう思われても仕方ないが…

夫の気持ちも、

あちこち揺れ動いて定まらないのだろうな。

1日の殆んどをベッドの上で過ごして、

いろんな思いが交錯してるのだろうな。


思いつきと言えば、

世間がお盆休みで活気づいてるところ、

私は現実逃避で

空想高野山ツアーしてる。

荷物は宿坊に預けるとして、

バス停から近い宿坊がいいかな、とか、

郷土トイレは嫌かも、とか、

奥の院ナイトツアーは外せない、とか。


妄想内で遊ぶ一時が、

たまにはあってもいいよね。