マジで不調 | 誰にも言えず綴る

誰にも言えず綴る

余命宣告された夫は2023年8月、逝ってしまいました。これからどう生きていこうか…。

木曜日の夜中、突然襲ってきた腹痛。
トイレに入ったことはいいがしばらく激しい腹痛だけでどうにもならない。

脂汗もすごいし、
一人で耐えるの辛くて心細くなる。

すごい下痢して、正露丸飲んで、
明け方まで数時間久しぶりに寝れた。

下痢が怖くて朝ごはん食べれず。

そんな中、早朝から夫のLINE攻撃。

やっぱりこの人はどう説明してもわからないんだ…。
日曜日にあれ持ってこいとか、
相続の話まだ言ってる…。

相続の話は長男にとお願いしたのに全然聞いてくれない。

体調不良で寝込んでるから用事は長男にLINEしてください、と返しても、

すぐに、ビニール袋持ってこい、だ。

夫は言葉の理解能力低い。
元気な時もそれは感じていた。

ビニール袋と言ってもいろいろあるけど、細かく聞く気力もない。

再度体調悪くて寝てるからLINE返せませんと送る。

お願いだからそっとしておいて欲しい。

日曜日の面会は私も来ると思い込んでいるが、
実は私は行かない。

面会の予約を取る時、
面会人数は2人で、
前回は余命宣告後初面会だったので特別に家族全員にしたらしい。

長男は日曜日の面会後しばらく戻ってこれないから最優先して、

私の体調も悪いし、別の日に荷物の届けもある。


この3連休はこちらはお盆で忙しいので、

私に配慮して息子たちだけで面会してくれることになった。

私の父は大腸癌で27年前に亡くなり、
母は健在だが施設に入っているので、
私一人で父のお墓を守っている。

お墓参りの度に、
家族を守ってください、
夫を助けください、
と手をあわせ続けたが…父のご加護もこれまでのようだ。

父は我慢強い人で晩年ギリギリまで家で過ごし、
入院2ヶ月で静かに逝った。
今でも父の夢をよく見る。

いろいろと完璧ではなかった父だが
がん宣告からの生きざまは
立派だったと思っている。