5年ぶりのインド。感じたことを、つらつら | 女寿司職人◎モナリーオフィシャルブログ

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2020年は寿司職人をしています!
すべてイチからのスタート。魚をさばき、シャリを炊き、お寿司を握る。
ひとつずつ成長していくアラサー女板前のブログです。



なんでも、どんなものでも、
受け入れようとしてた、あのころ。

自分の好きも、嫌いも分からず
ただただ、素晴らしい人間になりたくて
人の役に立ちたくて、人に喜んでもらいたくて

イヤなことも
苦手なことも
辛いことも
キライなものも

なんでも、
自分の中に
取り入れようとしていた。

それをして
うまくいく人もいるかもしれない。

しかし、

わたしは、
なんでも取り入れすぎて

自分の気持ちが分からなくなっていた。

ゴミでさえも
自分のなかに取り込んでしまっていたのだろう。

自分のなかに
ゴチャゴチャ取り入れすぎて

自分の気持ちがどこにあるのか
見失っていた。

そこで、やっと気付いた。

なんでもなんでも
取り入れたらいいわけではない。

イヤなものは、イヤという気持ちを
大事にする。



インドは、

そんな気持ちを取り戻してくれた場所。

ゴチャゴチャしていて

主張が激しいインド。


良いも悪いも

強く存在しているインド。



そんなインドを目の当たりにしてると

わたしの

心の底に沈んでいた

ゴチャゴチャのなかに沈んでいたものまでもが

刺激された。



インド人と関わると

「嬉しいー!!!」

「ぶは!おもろ!!!」

「うるさいー!!!」

「は?なにこの人!?」

自分のなかの

良いも悪いも

気持ちが強いものとして

表面化されてった。


自分の気持ちを

ゴチャゴチャに沈んでいた心を

引き出してくれた。





そこから、

どんどん
いろんなものを捨てていった。

どんどん
いろんなものを引いていった。

いらないもの
キライなもの

たくさんあった。

どんどん引いていった。

引いて引いて

引いた先に、

やっと見つけた

自分の気持ち。

自分を見失って
自分がごきげんじゃないのに

人の役に立とうとするのは
苦しすぎる。

とにかく
自分の気持ちに耳を傾けて
自分の体を優先させて

自分の心が
純粋に楽しめることだけを
追求して

そんなことを
追求して、追求して
追求していった。

どんなことでも
受け入れられて
どんなことでも
楽しめるような

デッカい大人になりたかったのに

わたしは、なれなかった。

小さい小さい器だったことを
知った。

もう、自分の心に沿ったことしか
できない。


いまは、

ささいなことでも

自分の気持ちをすごく大事にできている。

自分の気持ちを大事にできないことは、できない。


そんなキッカケをくれたインド。



ゴチャゴチャしてるインドと、

ゴチャゴチャしてた私の心。


いまの私にとって

少しわずらわしいものに、

なっていた。


イヤなものが、

たくさん転がってるインド。



イヤを感じることで

取り戻せることも、ある。




5年前も、現在も、

インドはまったく変わらない。


まったく変わらないのに

わたしに色んな影響をもたらせてくれた。


インドに、感謝。

そして、バイバイ。

 
もう数日は、いるので

また、感じたこと書く。(かも