.







  愛佳said




『  愛佳 〜 、お腹空いた  』

「  今作ってるから 待ってて  」


  リビングの方から 私がいる
  台所を ちらちらみてくる 。

  子供みたいだなあ  、可愛い


  〜  ♪


『  ん ?  愛佳 携帯鳴ってるよ  』

「  え 、嘘 。私の ? 持ってきて  」


  面倒くさそうに  " はいはい 〜 "なんて
  言ってくる理佐  。

  ん … ? 私の携帯 ?


「  待って ! やっぱ駄目 ! 」

『  え  …  ってこれ  、』


  私 待ち受け画面 理佐にしてるんだった  …

   ああ  、見られちゃった  


「  ごめん 。引いた ? 」

『  これ やっぱ私だよね 。
      全然引かないよ ? むしろ 嬉しい  』

「  何それ(笑)」

『  私のこと 好きだね  〜  』

「  うん 好きだよ  」


   そう言うと  顔が真っ赤になっていく

   あ 〜 、だめだよ そんな顔しちゃ  


「  ご飯できたよ 。食べよ ? 」

『  あ 、食べる  〜  』



「『  いただきます  』」






.