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「  ゆいぽ  〜  ん ! 」


  そう言いながら ぽんに近づくと
  すこし睨みながら ちょこちょこ離れていく 。

  その姿も 可愛いなあ … なんて思いながら
  私は携帯で写真を撮る  


「  ゆいぽん こっち向いて ! 」

『  もう  だに辞めてよ  。』

「  いいじゃん  〜  、記念だから ! 
      私だけのにするから  〜  お願い ゆいぽん  〜  」


  そう私が言うと  "  しょうがないなあ  " と
  呆れた顔をしながら 私を見てくるぽん  。


「  …  ごめん  、」

『  ふふ  、なんで謝るの ? 』


   え  、怒ってるんじゃないの ? 呆れ顔したじゃん 〜
   なんで 笑ってるの  …


「  ゆいぽん  怒った ? 」

『  ううん  。』

「  じゃあ  …  呆れた とか  …  ? 」

『  ううん  。』


  え  。じゃあ 、なんであんな顔したの  
  全然 わかんない !


『  …  私だけの って 嬉しかった 。』

「  え  、」


  え  。じゃあ 呆れ顔はなんなんですか !
  まさか  …  私が好きだから 照れ隠しとか ??
  それは ないか  。


『  ねえ  、おだなな ? 』

「  ん ? 何  」

『  私  …  おだななの事 好き だよ 、? 』


   …  今  、なん て ? 


「  え ? 」

『  好き  』

「  … 嘘  」

『  ほんと  』

「  えっ  。なんで ? いつも嫌がってたじゃん ! 」

『  あれは  …  照れ隠し?みたいなのだから  、』


  そう言いながら  照れくさそうに微笑む
  ゆいぽんを 私は愛おしいと感じた  。

   
「  私も 好きだよ ! ゆいぽん ! 」

『  ふふ  、知ってる 』 


  ずっと 届かない って 思ってたのに
  やっとゆいぽんと 両想いになれたんだ  。

  私は 嬉しくなって ゆいぽんに抱きついた  


「  ゆいぽ 〜 ん ! 」

『  ちょっと おだなな  暑い !』


  なんて言ってるけど  にやけてるから
  ほんとは 嬉しいんだろう  。

  ゆいぽんは ほんとに ツンデレだなあ  〜


「  ねえ  、ゆいぽん  こっち向いて ? 」

『  ん ? 』


  ゆいぽんが 私の方を向いた瞬間  、
  そっと 顔を近づける  。



  あと少し  …  



  あとすこ  …




  ジリジリジリジリ




「  …  ん  〜  」


  目覚ましの音で 目が覚める  



  はっ ! 夢 ? 嘘 ! やだ 〜  」


   夢だと気づき 、一気に現実に戻ったようだった

   ゆいぽんと  …  きす 、したかったなあ  …  

   目覚まし タイミング悪すぎ  、

    私の恋は  いつ実るのでしょうか  …


    けど  、夢の中の ゆいぽんも
    すごく可愛かったから いいや !




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