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    理佐said






    ソファーに座って 携帯をいじっていると
    愛佳が 近づいてきた  。



  『  理佐 〜 っ  』


  「  …  」


  『  理佐  〜  っ ! 』



     この前の事があって
     愛佳の顔を 見れない自分がいる  。


   
  『  …  りっちゃ ー ん !! 』


  「  うるさい  ! 何 。」



    私が  返事をしなかっただけなのに
    うるさいと言ってしまった  、


  『  なんで 無視するの  』


  「  別に  。無視してない  」



    そう言うと  "  してるじゃん  〜  "  
    って 近づいてくるから恥ずかしくなって
    愛佳から 離れようとしたら



  『  理佐  、私の事 嫌いなの  …  ?  』


  「  っ  …  キライ  」



    私が そう言うと 泣きそうな顔をする愛佳  。


    キライだと 言ったことに後悔した  




  『  知ってる  〜  』 



    そう言って  2階へと行ってしまった  。


    あれ  、なんでだろう
    胸が 痛い  。苦しい  



    私  、愛佳の悲しそうな顔みたくない
    なんて 思ってしまった  。




   …  ああ  、私  愛佳の事 キライじゃないんだ







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