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てちside
みんなで 教室に行こうとした時 、
ひとりの女の子が ぴょんぴょん飛びながら
困った顔をしていた 。
愛『 てち ? どうした ? 』
それに気づいた ぴっぴ こと 志田愛佳 が
立ち止まって そういった 。
「 いや … 、あの子 … 」
いてもたってもいられなくて
私は 、その子のところに行くことにした 。
「 私 、ちょっと行ってくる ! 」
身長が 小さくて これじゃ見えないなあ
と 、思いながら その子に話しかける 。
「 あの 、」
肩を ぽんぽん と 叩くと
吃驚した顔で 振り向く 女の子 。
?『 … あ 、はい ? 』
「 見えないの ?
よかったら 、代わりに見ようか ? 」
?『 え 、いいんですか ? 』
" わあ 、ありがとうございます ! " と 、
にっこり笑う 女の子 。
その 笑顔に すこし 胸が ドキッとした
「 … 名前は ? 何ていうの ? 」
?『 長濱ねるです ! 』
ながはまねる … ながはまって 初めて聞いた 。
なんか 、 ねるねるねるね みたいで
可愛い 〜 ( 馬鹿にしてないよ )
その子の名前を 探す 。
「 あ 、2年C組 。私たちと同じだ ! 」
ね『 そうなんですか ? ありがとうございます 』
「 じゃあ 、また 教室でね 」
そう言って 私は 、みんなの元へ戻った 。
愛『 おかえり 』
「 ただいま 〜 」
茜『 大丈夫だった ? 』
「 うん! 見えなかったみたいで
名前聞いたら 同じクラスの子だった 〜 」
あの子 、ねるちゃん 。可愛かったなあ
そう思っていると 、
愛『 そっか 。仲良くなれそう ? 』
と 、ぴっぴが 聞いてきた 。
「 なれそう ! 」
私は そう答えると
愛『 よかったね 』
って 、にこっと笑う 。
仲良くなれるかな 〜 、なれたらいいなあ
そう思っていると 、ぴっぴが …
愛『 友梨奈 、私にも構ってね 』
そう言ってきた 。
「 え ? 今 、ゆりなって … 」
普段 、あんなに クールな愛佳が
下の名前で 呼んでくれたりするなんて
思ってもいなかった 。
「 どうしたの ? 今日はデレの日 ?
ぴっぴ 〜 可愛い 〜 だいすき 」
そう言って 、愛佳に抱きつくと
" うるさいなあ " って 言いながら
にやにや してたから 嬉しいんだろう( )
こうやって 楽しく笑っていられるのも
ぴっぴ と あかねん と だに の おかげ だ 〜 !
それにしても 、ねるちゃん
小悪魔みたいで かわいかったなあ 。
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