なんていうか、今までタブーだったっていうか。


実はつい最近まで、流産したこと、義弟に子供が生まれること。

とかの話を、私としてこなかった、彼の両親。



少し前まで、私は


「私の赤ちゃんはダメだったけど、義弟夫婦に子供がうまれるし、今年中に孫が出来るんだから、義両親の気持ちとしては楽だよな~」


そんな風に思っていたんです。

今考えると、そんな簡単じゃないのは、良くわかるんだけど。

なんだろ。やっぱり考え方が自分本位で、自分保護な考えというか。



この間、彼ママゆみちゃんが遊びにきたんです。

一緒に居酒屋行ったとき、実は元気ぶってきたけど、ちょっと前までおかしかったこと。すごく苦しかったんだけど、今は本当に復活したこと。

そういうことを、ゆみちゃんに話すことができました。


そしたら、ゆみちゃんも、お義父さんも、私の様子が変なのには、気づいていた。

ゆうすけからも聞いてたし、でも、時間のかかることなのは、わかっていたから、見守ってたって。


ああ~

やっぱりそうだったんだな~

普通に考えて、孫ができるっていうのに、その子の話題ゼロなんて、実際おかしいし。すごく気を使ってくれていたんだよな~



そして、ゆみちゃん自身も苦しんでいたことを、話してくれました。


「なんかね~申し訳ないんだけど、孫の誕生を素直に喜べないんだよね」

「複雑。。むこうはできちゃった結婚だし」

「ゆうすけのところは、ダメだったのに、どうして。。って」


そして、全然知らなかったけど、実はゆみちゃんも、4人目のとき、血液型不適合で、初期流産を経験していて、流産がどれだけ精神的ストレスになるか、良くわかっていたから、私との接し方も難しかったって。


「えりちゃんの気持ち考えたら、孫の誕生に浮かれた顔なんて見せられない」

「お義父さんも微妙みたいだよ」



・・・って。

最近になってだけど、義弟が実家に帰省中の赤ちゃんに会いにいかない。とか。

お義父さんの、子供生まれたときの雰囲気と全然違う。

父親としての、喜びが見えない。


とかそういうのを聞いてて。

私に気を使って、歓迎されない子みたいに、わざと言ってるんだろうな~

って思ってたんだけど。

兄弟想いの義弟くん。。。やっぱり複雑な気持ちにさせてしまっているのかもしれない



その日、みんなが苦しんでいたことがわかって。

辛かったね~

なんていろいろ話して、すごく前向きな話をできました。

結論は、

もうぐずぐず悩むのはやめて、前に進もう!

それに、生まれてきたあの子には、何の罪もない。

みんなで誕生を喜んであげなきゃ。

私たちも、次頑張るし!!って。



思うに、みんなのこのギスギスした感情を取り除くのに。

たぶん、そのためのキーマンは私。

私が積極的に、あの子に絡んでいくこと。

誕生を祝福して、喜んで。

生まれてきてくれて、ありがとう!!って気持ちで接していれば、

今ある、溝はなくなると思う。


前は複雑な気持ちだったけど、今は大丈夫。

小さい手足を触ってみたいし、私にとっての初めての姪っ子。


本当にすごく優しい人たちで、

私のことを、昔からずーーっと家族のような感じで接してくれる。

それだけに、私の身に起こったことは、彼らの苦しみでもあって。

私の回復、私の笑顔が、彼らにも伝染するって。

そう思う。

やっぱり、あっけらかんと、楽しい家族がいい。


もっともっと、元気いっぱいになったら、

義弟くん夫婦とも、ちゃんと話し合わなくちゃって思ってる。

絶対気兼ねしてるところ。あると思うから。


いっぱいみんなに、迷惑かけたから、

頑張らなきゃ!