結婚20年以上だが、何故か昨年から義姉から季節ごとに果物等送られてくるようになった。義姉とは不仲ではない。義母は壊滅的にコミュニケーションを取れない人なので、ほとんど義実家との付き合いは無いが、義姉は優しい人である。
単身赴任という名の別居状態である自分の弟(私の夫)が、姉に何か言ったのか?何となく弟夫婦が不仲な雰囲気を察知したのか?本当のところ何の心境の変化かは知らないが、とにかく送ってくれるのである。有り難く頂き、近況等をLINE。お返しの品を贈っている。
義姉のLINEの文面で、いつも引っ掛かる文言がある。
「弟が側に居られなくて大変よね。側に居ないのに、立派に子供達を大学に進学させている〇〇ちゃん(私)は、本当に偉いと思う」
いつもこんな風に私を労わってくれる。私はこういう風に言われるのが本当に嫌だ。
子供が幼少期ならまだしも、夫が側に居るか否かは、私の中で大した問題ではない。要は、近くに居るか居ないかではなく、【子育ては自分の問題である】という自覚を持って、いかに理念や意見を持っていたかどうかなのだ。有益な提案や社会人としての助言が出来たかどうかなのだ。
その点に関して、我が夫は存在自体が皆無であった。シングルマザーと違うのは、経済的な心配がない点についてのみの存在意義である。
もう一つ義姉のLINEで、スルーできない文面がある。私が何か子供について謙遜をすると、「〇〇(私の夫)と〇〇ちゃん(私)の子供なんだから、大丈夫!」と励ますのだ。
夫との子供だから大丈夫という励まし方には、あまりの驚きに目をむいた。断言するが、私が1人で判断し決断し、叱咤激励して、子供と一緒に向き合ってきたからこそ今の結果があるのだ。夫のDNAの助けは感じたことがない。全面的に私を褒めるのではなく、そこに自分の弟の存在を半分の割合で入れてくるのが、何とも感覚がズレていて気分が悪い。
まぁ、義姉のために弁明すると、夫である義兄は甥っ子が小学1年生の時に病気のため急逝した。義姉はシングルマザーで、恐らく「夫が側に居てくれたら」という苦労を味わったのだと想像する。甥っ子は、親の期待をよそに指定校推薦で合格した国立大学に行かず浪人し、翌年もその次の年もレベル違いの受験に失敗。結局フリーターになってしまった。もう30歳はとうに超えているはずだが、現在何をしているのか、その話題はタブーで触れていない。
夫が子育てについて何もしなかった点については、夫の能力の問題だと諦めている。今更責めるつもりもない。だが、事実以上の評価をされるのは苦痛である。
お義姉さん、ハッキリと明言しますが、私はあなたの弟が側に居てくれたら・・・と思った事は1度もありません。
お義姉さん、あなたの弟は頼り甲斐のあったあなたの夫とは違うのです。世の中にはそんな男も存在します。それがあなたの弟です。
まさか弟の器量のなさを力説する訳にはいかず、かと言って文面を見るにあまりの抵抗感故耐え難く。義姉のLINEのコメントを非表示にする今日この頃である。
やっぱり義実家とのやり取りは苦痛である。社交辞令的なLINEも憂鬱。お礼を送るのも億劫だ。送ってくれなくていいのにと思う。
良かれと思うことでも、喜んでもらえるとは限らない。善意とは、難しいものである。
