この4月から新しい職場になった。職場探しの際、派遣元営業のオススメの通りに2件面接をした。その際に感じたのだが、大企業内だと派遣担当にもテリトリーがあるらしい。要するに、私が希望の案件にエントリーしたとしても、それが現営業担当のテリトリー内の事業場ではない場合、簡単には担当者に引き継いではくれない。何件契約成立させたかは営業担当自身の成績になるのだなと予想する。業務内容が私の希望と違っても、私の希望より、派遣元の希望よりも、営業担当の成績が優先されるようだ。

1件目は、発注データの打込み業務。Excel作業が主で全在宅。2件目は、今勤務している秘書業務。

私の職歴は、秘書経験9年である。

受注発注業務は未経験。Excelスキルについては常識的な中級レベルではあったとしても、上級者ではない。その旨は営業担当も重々承知。明らかに秘書の経験者を求人している案件の方がマッチしている。エントリーは両方同じタイミングでしていたはずなのに、私の秘書案件エントリーは全く無視され、早々に打込み業務案件の面接が整えられた。


以前は、派遣先との専属派遣会社として提携されていたので、他者と競うことなく採用されたようだが、それも数年前に解消された。今は他派遣会社と競争で選抜される。営業担当が自信満々で「手応えあるし、絶対採用されるから他でエントリーは断って!もう書類も作成しておくから面接当日に印鑑持参して!」と豪語していたにも関わらず、あっさり同業種経験者に負けた。まぁ、当たり前の結果である。


不審に思った私の方から、秘書案件のエントリーはどうして紹介してもらえないのか?と確認して、やっと担当エリアの営業に繋いでくれた。ええええーーーっ!!??何それ???という感じである。

こちらは経験を買われ、あっさり面接当日に採用。1件目の面接は、ただただ無駄だった。あれは何だったのか?


現在はエリア担当が代わり、格段に良い人に交代。結果オーライなのでこれも運命かなとは思うけれど、モヤモヤとした不信感は残った。高圧的な雰囲気を持つ前営業担当の本性を見た気がした。


今まで、業種を変えたいといくら希望しても、全くエントリーが通らない理由がわかった。担当者が違うからだ。自分のポイントはみすみす手放さない。持ち駒の希望を叶えるために、わざわざ営業同士が連携する仕組みなどは、そもそも無い訳だ。これも派遣の闇だなとゲンナリした。


今回別派遣会社で、大学研究室の事務もエントリーして採用された。が、採用連絡がきたのが3/31の19:00頃。まさかこんなギリギリになって結果連絡がくるとは予想しなかったので、あまりの音沙汰の無さにてっきり忘れられたのかと思っていた。健康保険等の繋がりもあり、私は4/1からのスタートという条件で採用を希望していたはずだが・・・・。あれ出せこれ出せ、ここ書き直せと要求は細かかったのに一切進捗連絡は入れてくれず。派遣元がいい加減過ぎて、先行き多いに不審感が募るばかり。もちろん速攻でお断り。

すでに今の会社で勤務が決まっており、翌日からスタート!のタイミング。現職が早々に決まっていて、本当にありがたい。


これらの顛末についても、後日備忘録として書こうと思う。どの派遣会社にも、これまでもこれからも諦めの感情しかない。