今の派遣先は服装について、【オフィスカジュアル】という以外に特に何も指示がない。【オフィスカジュアル】とは便利な単語で、明確な定義がないだけに、それぞれの解釈で過分に範囲が広げられていると思う。私の考える定義はこんな感じ。
●スエット生地(Tシャツ、長T、トレーナー、パーカー、チュニック、レギンス)は、NG。
●革靴着用(パンプスやヒールとは限らず、オジ靴やローファータイプが動きやすい)スニーカーはNG。
●お客様が来られる日は、ジャケット着用。
ブラウスやニットにロングスカートが1番多いパターン。ワンピースにジャケットも有り。
値段にはこだわらず、素材を重視。コットンや麻は皺になり、みすぼらしくだらしない印象になるので避ける。シャラっと皺にならず、テラっと光沢のある素材を選ぶようにしている。
職場の女性陣は、全員40オーバー。10名ほど。
職場で見かける、これはアカンやろ?と思う典型は、ボーダーT・パーカー・チュニックにレギンス!!
チュニックでお腹やお尻は隠したとしても、ピタピタのレギンスで剥き出しにされた太いふくらはぎは、なかなかのカッコ悪さだ。膝丈のスカートで出す勇気のないものを、なぜレギンスなら晒せるのか?
私の感覚では、スーパーやゴミ出しに行くレベル。何故これをオフィスカジュアルとして判断するのか、よくわからん。
それとは別タイプだが、(制服でもないのに)膝丈スカートとハイソックスを事務服のように着てくるオバチャンが在る。膝とソックスの間に何故数センチ肌を見せるのか?何でタイツじゃあかんのか?全く理解できん。
それと、ナチュラル系のワンピースやチュニックも会社には場違い。くすみカラーがアラフィフの顔色を悪く見せる。木綿や麻は長時間の座り仕事でシワシワになりパジャマに見える。何より、【ナチュラル】を、【スッピン!】とはき違えてるのが痛い。髪の毛をアレンジせず、アラフィフがロングヘアをかき上げてもマジで「寝起きかな?」と思う。
男女問わず、日本人は「キチンとオシャレをする」のが苦手だな〜とつくづく感じる。普段着からいきなり礼服。その間がない。ボーダーやパーカーのスウェット生地は、例えいいブランドのものだとしても、職場では不向き。
先日ホテルで食事をした際のこと。ディナーの時間で少し改まったレストランだったこともあり、年配客が大半だった。男性はきちんとジャケットを着用、女性も落ち着いた服装で上品だなと感じた。そんな雰囲気の中、Tシャツに短パンの夫婦はとても場違いに思えた。
【きちんと装う】ことは、大事だと思う。
その場に相応しい装いを判断出来る大人でいたいと思う。