小学生以前の頃
小学生になる前は、ピアノやサッカー、水泳など、正直あまり好きではない習い事をやっていた。ただ、両親には普通の休みの日は公園だったりプールだったりに連れて行ってもらったり、長期休暇中は祖父母の家のある九州を中心に、さまざまなところに旅行に連れて行ってもらい、とても充実していた。幼稚園の年長の頃に初恋をしたり、サッカーの練習に行きたくなくて大泣きしたことなど、割と多くの記憶が残っている。あとでまた書くが、今振り返ってみれば、(水泳を除いて)これらの体験、経験こそが今の自分を作り上げているんだなぁとつくづく思う。
小学生の頃
小学1、2年の頃は、今でも何故かよくわからないが、先生に優等生として見られて書写や夏休みの工作、絵画など、色々なものを優秀作品として選んでいただいていた。何かの授業中に、みんな別のことをやっているのに自分だけ読書感想文の書き直しをずーっとさせられていることもあった。しかし、この先生は僕が小学校6年の頃に亡くなられてしまった。今振り返れば、これらの経験や、干し柿やあけびなど、いろいろなものを食べさせていただいた経験などは、掛け替えのないものであり、感謝しても仕切れない。
小学3年の時は、初めて好きな先生ができた。この先生の言うことならなんでも正しい、と本気で思ってしまうような、普段は優しく、時に厳しく、というザ・いい先生だった。クラスみんなこの先生を慕っていたらしく、この先生が産休で約1年間休むと言う話を聞いた時は僕含め大半の生徒が泣いていたことを今でも鮮明に覚えている...笑
小学3年後半から小学4年前半にかけては、その好きだった先生が産休に入ったために、非常勤講師が計2人入って代わりに授業を進めてくださった。ただ、僕含むクラスの生徒は、前の先生が良すぎたこともあって、この非常勤の先生方に対して文句を言ったり、陰口を囁いたりと、結構ひどい態度をとってしまっていた。トランプに出席番号を書いて、授業中当てる人をそのトランプを引いて決めるなどと言う工夫をして盛り上げようとしてくださるなどしてくれたのに、あんな態度をとってしまったことを今でも反省している。また、小学3年生の秋頃に、あまり覚えていないが親と何かしら勉強のことについて話し合いを風呂でして、塾に通い始めることにした。当時は中学受験という存在すら知らず、親に言われるがまま塾に行ったような記憶がある。しかし、塾で授業を受けて家に帰って母親に授業で習ったことを説明するという行為が楽しくて、母親を喜ばせたいなどという思いが働いたのか、勉強を頑張るようになった。小学4年生になると、塾でも上位のクラスにとどまることができるようになってきた。
小学5年の頃、ついに中学受験に向けて本格的な勉強が始まった。第一志望はかの有名な開成中にし、合格できるように必死で勉強して、塾内でも一番上のクラスにコンスタントにいられるようになってきた。テストの偏差値も65越えは当たり前と言えるまでになった。小学校内でも、自分で言うのもなんだが一番頭は良かったと思うし、この頃は自信に満ち溢れていた記憶がある。
そして小学6年。受験の話は後でするとして、まず小学校生活について。小学校生活は、そこそこいい日常を過ごしていた。5月に行われた市内の学校対抗の陸上大会では、優勝して優勝旗を持たせていただき、とても興奮したことを覚えている。僕はリレーの選手だったのだが、決勝でバトンを落として足を引っ張ってしまった笑
そのほかにも、日光修学旅行などのイベントがあったり、夏休み前までは友達と頻繁に遊んだりなど、小学校生活は充実していた。
では受験はどうだったかというと、結果から言えば第一志望は落ちた。正直、試験が終わった瞬間は落ちたなと思った。でも負けず嫌いだった僕は、当時試験が終わって試験教室から出る直前に、塾が同じだった人に「社会で東京についての問題でなかったから簡単だったわ、多分受かった」などと言って強がっていたことを今でも覚えている。とても痛い...笑
合格発表日は母親と一緒に電車で学校に行った。番号はなかった。父親も仕事を早めに切り上げて少し遅れて来てくれた。番号がないことを伝え、とぼとぼと歩き、電車に乗って帰った。自分から見て左から母、僕、父の順で電車の真ん中に座って、おそらく受かったであろう、ウキウキしている家族の目の前で静かに車窓を眺めていた。家についてからも、父は第二志望の渋幕に入学手続きをしに行き、母親は家事をし、僕は家の隅っこで静かに1人将棋をしていた。このように、この日の様子は今でもはっきりと思い出せる。こうして、人生で初めて挫折というものを味わったのだった。
のちに母親と一緒に塾にお礼の挨拶をしに行ったときに、母親が「全部勉強を子供に任せっきりにしていたら、答えを写していたんですよ。やっぱりそこはまだ小学生でしたね」などと塾長に泣きながら話していたのを横目に見て、「親の期待を裏切ってしまった」と強い後悔の念に駆られた。
以上が小学生までのお話。次は中学、高校の話を載せる予定です。