リンパ腫… | Wan's pono なーちのブログ

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保護犬の事を書いてます。
できる事をやって行きたいです!

久しぶりの投稿ですが、家の子の体調不良の記事です。


今まで居た子達の事、後からブログを振り返ってその時の気持ちが蘇ったり


それも後になって良い思い出になる気がするので記録として残しておきます。






先週の月曜日にガガの調子が悪くてかかりつけの病院に行きました。



ちょうどその二日前に心臓の検診に行ったばかりだったのに


2日後の朝いきなり動かなくなってひどく下痢をして震えてました。



もともとお腹が弱い子なのでいつも下痢ぐらいなら様子を見てしまうけど、ちょっと違う異常さを感じて病院に行きました。



血液検査をして先生の顔色が少し変わり腹部のエコーをやって


とりあえず原因がわからず、岩倉市の方まで行って欲しいと言われました。




かかりつけの病院は、私はポノを始めた頃からの付き合いだけど


無理な事はやらない所と治療に対する考え方とか色々と自分が共感できる部分が多く


家からはすごく遠くても何かあると連れて行きます。




いつも最悪の可能性についても話してくれるので今までも癌の可能性や脳の病気の可能性


みんな色々と診察の時に言われる事はあっても、それはあくまでも最悪の場合ってだけで


私もいちいち過剰に反応もしないし、本当に危ない時はなんとなくわかります。




僕じゃわからない、ここでは手術できない、ここでは治療ができないと言われる時は深刻な場合が多くて


逆にそこでやれる時はそこまで深刻な状況じゃないって事だと思ってます。




しかも「緊急性があるので今日行けますか?」と言われ


夕方の診察に間に合うように一旦家に帰って他の子達の事をちゃっと済ませて向かいました。




肺高血圧症の方は約2年前に検査した時と全く変わらず、本当にうまく薬でコントロールできてるとの事でした。


そこは早い段階から薬を飲ませてて本当に良かったです。





お腹の方は心配な事がいくつかあって、蛋白喪失性腸症と診断されました。



この蛋白喪失性腸症は病気の名前じゃなく症状の名前で、この症状が出るにはいくつかの病気があるらしく



消去法で色んな検査をしてもらい、色んな病気の可能性は排除されリンパ腫の可能性が高いそうです。




ガガの場合は場所が腸の奥の方になるので内視鏡で簡単に生検ができなくて


確定させるならお腹を開いてやるのが一般的らしく、検査だけでも大掛かりになると言われました。





翌日の火曜日にかかりつけの先生と電話で話して色々と検査の結果についての話と


今後の治療について少しだけ話して、リンパ腫に対して治療の強い順番としては


1が抗がん剤、2がステロイド、3は何もしないと説明を受けました。




その後にまた診察に行きもう少し深い話する事になり


知り合いで抗がん剤をやった方とか、同じリンパ腫で抗がん剤をやった子とか連絡をとりました。


診察までに自分の気持ちを固めようと色んな方にアドバイスを聞きました。



「抗がん剤をやるかやらないかだけじゃなく、抗がん剤をやって副作用がひどかったらやめると言う選択肢もありますよ」と言ってくれた方が居て


私の気持ちも固まり抗がん剤の話を聞く気満々で病院に伺いました。



先生は初めから


「えーーっと… 

獣医の説明の仕方や飼い主さんの捉え方、病院によっても本当に色々と変わるんですよね…

検査に関しても今は医療も発達してて、お腹に穴を開けて腸の一部を取って検査とかもできるはできるんです。

抗がん剤についても、僕はやらない方が良いとは言いませんよ。

でもうちの患者さんでやる方はほとんど居ないんですよね。

過去に色々とやって結果的にすごく後悔してる方も知ってますし…」


と説明をされました。


と言うのも抗がん剤は魔法の治療じゃなく癌を根治させるではなく


寛解の状態を維持する事が目的なのでとも教えてもらいました。




私が調べた事とほぼ同じ答えで、確かに抗がん剤をやった飼い主の方は


やったから終わり、終わったから手放しで安心とかそんな事はなく常に不安はありますと言ってました。



前にどこかで、癌に負けない体を作るとか次の癌に負けない為とか


抗がん剤が武器になるとか書いてあるのを見た事があって


自分がこの立場になってしっかり説明を受けたら全く違う事がわかりました。



私も先生と同じように抗がん剤を選んだ方を否定するつもりも全くないし


私もガガの年齢とか状況がもう少し違ったら選んでたかも知れません。


ガガの場合は何より、抗がん剤をやる前に麻酔をかける検査が必要になると言われたので


やっぱりそれ以外の方法で少しでも長く苦しまずに最期を迎えられるように…


自分にできる事をやろうと決めました。




とりあえずリンパ腫だとしたら余命は1ヶ月ぐらいだけど、先生も下痢の方の治療をしてみたら


もう少し長く生きました、後からただの腸炎だったねって事もあるかも知れないのでと言ってくれて


知り合いから教えてもらった事を色々と試してガガに寄り添って見守りたいと思います。


先週ずっと下痢が続いてたので、低脂肪のご飯と手作りを半々で


サプリとかを取り入れて何がガガに合うのか探してる所です。





最期に苦しむのが嫌だとか、すぐに弱い気持ちになるけど私が強くならないとガガに申し訳ない。





岩倉の病院で院長先生に


「ガガちゃんは確か元保護犬でしたよね?

ガガちゃんは幸せですね」


と言われてガガは幸せなんだろうかと考えてました。




もしかしたらあと少ししか一緒に居られないかも知れないけど


幸せだったと思ってもらえるように1日1日を大切に過ごしたいと思います。


来た頃からビビに構ってばかりで我慢させてた部分もあるし


とにかく今はガガの為に時間を使いたいと思います。







ちょうどペーちゃんに良いご縁がありそうってコズちゃんから連絡をもらった後で…


最後までやれなかった申し訳なさがずっと残ってたのでちょっとほっとした所でした。


トライアルがうまくいってペーと満天が一緒に幸せになれる事を願ってます。


頑張れペーちゃん!