伊豆旅行記①「そば処 多賀」



2024/3/29


3/26火曜日のこと。

毎年家族で行く「伊豆旅行」へ行ってきました。

今回は3人の子供たちの春休みの予定が判った時点で、直ぐに予約。子供たちがお友達と遊ぶ予定を入れる前と、春期講習や習い事があるので何もない日が貴重。それに中学生になる次男は運動部の部活に入る予定なので、もうこうして皆が揃って旅行に行くのも、あと僅かと思ってます。


「3/26なら桜がちょうど満開だろう!」

なんて予想していたものの、寒の戻りが続き、桜はまだ咲く気配もなし。気温は11℃と、マフラーを巻き、冬の格好で支度しました。

大雨が降る中、10時前に家を出発です。

行きは私が運転していきます。

世間は年度末なので、道路は朝から混んでいる。東名高速道路の下りは、相変わらず大和トンネルを起点に渋滞していました。


東名高速道路厚木I.Cで下りて、小田原厚木道路、小田原P.Aでトイレ休憩。

西湘バイパス早川の出口で下りてから、国道135号線で伊東に向かいます。


熱海を過ぎると、ちょうどお昼時。

伊豆多賀にある、以前から国道を通るときに気になっていた、古民家造りのお蕎麦屋さん「そば処多賀」へ立ち寄る。


↑今回は料理の写真を撮っていないので、HPをご覧ください。


店の裏の駐車場に車を停めて入り口へ向かうと、古民家の庭先から置石の上を歩き、縁側を伝って店先へ。

何人も並んで待っていますびっくり

子供たちが席順の受付機に並んで受付しようとしたら、表の入り口から来たオバサンに突然横入りされる。

その光景を後ろから見ていたので、大きな声も上げられず……子供と後ろに並んでいたら私の存在に気づいたらしく「並んでました?」だってムカムカムキーわざとらしい。

「並んでました!」と返事したら、「どうしましょう……?すみません」と子供と共に冷たい目線を浴びせると、おどおどして謝っていました。

店内入り口脇の椅子に座る。前にはストーブは置いてあるものの、点いていない!

大雨が降る中、寒くて震えて待っていました。


待っているときに撮った庭先。


店先はごった返してましたが、カメラ前から人がはけた瞬間に撮影。

メニュー表を見ながら、「天ざる」を頼もうとするも、ない!「天ざる」がないそば屋って初めてだけど!チュー
季節のメニューで「筍の天ぷら」があったので、「ざるそば」2枚(2枚が大盛り)と単品の「筍の天ぷら」に決めました。
こちらのそば屋さんは大盛り表示はなく、ざるそば2枚が大もりに相当するそうです。

20分位待つとやっと店内に呼ばれる。
中は土間にテーブル席があり、左右に座敷。
右は靴を脱ぎ大広間でダイニングテーブル席。
左は小上がり席。
うちは左側の4人掛けテーブルが2卓置いてあるところに、お誕生日席にして座りました。
土間のテーブルに座っていたご老人4名が大きな声で話していて、内容が筒抜け。耳が遠いからか声も大きく、うるさくて不愉快。その後私たちが帰るまで、ずっとうるさかった。

店員がお茶を持ってきたときに、注文する。
聞くと、「ざるそばは大盛(ざる2枚)になるけど、暖かいそばは大盛りはない」そうで、仕方なく息子たちはあきらめて暖かいそばを注文。
私はざるそば2枚と筍の天ぷら。
夫は鴨せいろ2枚。
長男は舞茸天そば、筍の天ぷら。
娘は、ざるそば2枚。
次男は海老天そば、筍の天ぷらを注文しました。

10分経たずに暖かいそばから運ばれて来る。
ざるそばは2枚頼んだのに、店員が間違えていて1枚のを持ってきて、また調理場へリターン。
重ねて2枚になって配られたときは、すでにそばは水が切れて、乾いていたガーンびっくり
ざるそば少なく、4口で終わってしまいそうな量でした。
まだ天ぷらが来ないのに……伸びてしまうので、すぐに食べようと取るもくっつき始めてるよ……。1口目は何も入れずにドボンしてすする。
噛むと蕎麦の実のつぶつぶを感じる。
ツルツルしたそばではありません。
かえしは鰹と昆布の香りはしない、どぼづけ出来るちょうどいい味。
2口目からはねぎ、七味、おろしを入れる。
1枚目のざるを食べ終わる頃に、やっと筍の天ぷらが来た。
これはからっと揚がっていて美味しい。
皆、あっという間に食べ終えてしまいました。

会計は1万円越え!
この量では高いよな……。

車に乗ると皆「ぜんぜん食べた気しない!腹半分も満たしてない!」と口を揃える。
しょっぱい口直しにコーヒーも飲みたいし、食べたりないので、宇佐美手前のセブンイレブンに立ち寄る。
車から下りる頃、急に雨が強くなる。

ジュース、揚げ物、お菓子、スイーツ、アイスクリーム、コーヒーとそれぞれ食べたいもの買い、車の中で食べていると雷鳴が鳴り響き、近くで落雷しているくらいの迫力。
雨もいっそう強まり、辺りは真っ白く視界不良になるほど降ってきて、車がどんどんセブンイレブンに避難してきた。
食べ終わってお腹は満たされて、また出発。

山を越えて伊東に入ると、タイヤが浮くほど雨が降っていたのを次男が後ろから撮影していました。
記念に載せておきます。

伊東駅を過ぎて、10分もしないうちにこの日の宿泊先「青山やまと」へ到着。


②へつづく