となり町戦争/三崎 亜記  ¥1,470


9月に読んだ本、第二弾は<すばる新人賞>受賞作。

賞を取っただけのことはあるな~と、大変面白く読みました、

途中まで。


変な話、この本を読みながら

日本のどこかで、こんなふうな見えない戦争が行われていても

不思議じゃないかも・・・なんてことを思いました。

現に、世界のどこかでは戦争が行われているのに

私たちにはまるで実感がありません。

それと同じように。


見えない戦争に巻き込まれている主人公の

戦争に対する現実感のなさが、なんともリアルでコミカルでした。

ただ途中から、

だんだんつまらなくなってしまうのが残念です。

急に小説が理屈っぽくなってきて

ラストはなんとも説教くさい・・・気がしました。


面白く読ませてもらっただけに

もうちょっと上手に終わらせてほしかったな、というのが正直な気持ちです。

やはり読み終えた時の余韻は大事です。


ちなみに、これも映画化されるようです。

主人公が江口くん、河西さんが原田知世さん。

なんだかイメージが全然違って、それもまた悲しかったり。。。