7月は大学図書館の繁忙期です。

勤務先の大学図書館も

7月3週目の試験期間に向けて、超多忙な日々が続きました。

忙しいということは

事前に他のスタッフから聞いていましたが、

その忙しさは予想以上でした。


普段あまり図書館を利用しない学生も

さすがに試験やレポートの準備のために、図書館を利用します。

しかし、まさにこの準備期間しか利用しないという学生も多く

多くの学生が図書館利用に慣れていないという悲しい現実。

利用者が多いだけでなく

利用案内をする機会も激増で、何よりもそれが一番忙しかったように思います。


よく学生から聞かれた質問は・・・

①本の場所がわからない

②書庫の本はどうやったら閲覧できるのか

③検索してもヒットしない


①本の場所がわからない

開架図書については、学生自身に探してもらうことになっているので

聞かれても「上の階にあります」「あの書架にあります」程度の返事しか

基本的にはしません。

しかし図書を探し慣れていないので、

請求記号を見ても図書が探せない学生が大勢いました。

学部の図書館なので、

専門書の請求記号は、小数点第2位くらいまで当たり前。

小数点第4位まである図書もざらです。

探すのが難しいことはわかりますが、

だからこそ、もっと図書館を普段から利用してほしいなぁ~と思うのでした。


②書庫の本はどうやったら閲覧できるのか

以前にもブログで書きましたが

勤務先図書館の開架図書は蔵書全体の約2~3割程度。

その多くが書庫にあります。

ガイダンスを受けた学生は書庫に入ることができますが

自分で書庫に入って本を探す学生は少なく、

またそもそもガイダンスを受けている学生が少ないため

基本的に書庫の本は私たちが出納してくることになっています。

なので、学生は閲覧希望の用紙を記入して

カウンターに出すだけ。

それだけなのですが、やはり利用し慣れていない学生は

その用紙を書くのもおぼつかず。

あとは、用紙を書いて持ってきてもらってまでして

その本を見たくない・・・というようなことも。

書庫から本を取ってくるのは、私たちの大事な仕事の一つなので

そんな遠慮はいらないのですが・・・(笑)

まだまだ難しいお年頃なのでしょうか。


③検索してもヒットしない

ニューディール政策についてのレポート課題が出たようで

一時期「ニューディール政策」に関する本についての質問が多数ありました。

理由はOPACで「ニューディール政策」と入力すると

たった1冊しかヒットしなかったため。

そこで、いろいろやってみました。

「ニューディール」と入力すると、ヒット件数は約20件。

「ニュー ディール」と入力すると、ヒット件数は約25件。

「ニュー・ディール」と入力すると、ヒット件数は6件。

どの検索語を選んで入力するか・・・思った以上に難しいということを痛感しました。



予約についての質問も多かったです。

レポートの課題が同じなので、

特定の図書への予約が集中します。

そのようにレポートの課題となっている図書については

レポート設定といって、貸出期間が通常2週間なのが3日になります。

3日!? 短いですよねえ・・・

でも複本を入れても4~5冊、それを20~30人に学生が利用するので

致し方ないようです。

さすがに短すぎるのか、延滞する学生もいます。

「本が用意できました」と電話すると、「もう自分で買いました」という学生も。

専門書なので、決して安くありません。

図書館でもう少し複本が用意できればいいのでしょうが、

これでも今期、2冊複本を増やしています。

複本の問題にも難しいものがありますね。


あとは、

「この本って借りられますか?」

何度か聞かれました。これ聞かれると、ガッカリします。

図書館なので、

禁滞出の図書以外は貸出してるんですけれどね。

心の中で「おーい!」と思わず叫んでしまいます。



試験期間に突入すると

皆バタバタと本の返却にやってきます。

自習のために図書館は満員御礼ですが、

カウンターは返却ばかり。

そして、あっと言う間に夏休み・・・すっかり静かな図書館に。