唯野 未歩子 三年身籠る
更新の順序が前後しますが
7月のはじめに読んだ「三年身籠る」の読書日記。
オセロの中島さん主演で映画にもなっています。
もともと映画の脚本として書き始めたものを、
作者である唯野さんが小説化したものだそうです。
ちなみに唯野さん、これが初小説だとか。
初小説でこんなに面白いことが書けるのか~と、その才能に脱帽です。
タイトルどおり、三年身籠っている妊婦のお話です。
ファンタジーといえばファンタジーですが
オカルトチックかな、といえばオカルトチックでもあります。
妊娠~出産という神秘な世界が
笑うに笑えない独特の世界で描かれていて、私は非常に楽しく読みましたが。
実は私も妊娠中、
こんなに人類は進化しているのに、
どうして十月十日(実際は違いますが)経たないと、子は生まれないのか?
なんてことを思っていました。
十月十日もかけて、おなかの中で育まれているのに
どうして人間の赤ちゃんは動物と違って
未熟な状態で生まれてくるんだろうか・・・などなど。
不思議だな~
神秘だな~と、
そんなことばかり思っていたことを思い出して、
おなかが大きかったころが懐かしくなりました。
でも三年身籠らないと子が生まれない、と言われたら
私はとうてい耐えられそうにありません。
十月十日でもしんどかったのに。
目の前にいる、もうすぐ2歳の我が子を見て
「これがまだおなかの中にいるってことかー」と考えたら、
恐ろしくなりました。
そういう意味では、ホラー小説とも言えるかもしれませんね(^-^)