川上 弘美  古道具 中野商店

久しぶりに川上さんの本を読みました。

川上さんの短編が好きで、

短編はいくつか読んでいますが、小説は読んだことがありませんでした。

たまたま職場で廃棄となった半年前の雑誌に

書評が載っていて、読んだらとても読みたくなって。


中野商店という古道具屋さんのお話で

店主の中野さん、

店主の姉サヨコさん、

アルバイトのタケオと「わたし」・・・の4人をめぐる物語。

それぞれのエピソードごとにお話が分かれているせいか

小説というよりもなんだか短編を読んでいるみたい。

なんともゆる~いお話で

これが川上ワールドというのでしょうか、すごーく癒される小説でした。


てんやわんやの毎日を送っているせいか

私もこんなふうに

ゆる~い生活にしばし戻ってみたいなぁ・・・なんて(笑)

ああ、ダラダラしたい。

ダラダラと無駄に過ごしたい。

つい、数ヶ月前までは私も息子とダラダラ暮らしていたくせに

なんだかもう懐かしくなってしまっているとは

おかしいですね。


そういえば、この小説には

タケオと「私」のちょっとした恋のお話が出てきます。

ここ数年、どうも恋愛小説みたいなものが苦手で

ちょっとそのテの話が出てくると、「うっ」となってしまうのですが

二人の淡い恋のような恋、のエピソードには

ほんわか心が温まりました。


ハッキリ言って、恋はもう他人事です(笑)

でも最近、まゆタロさんがちょっとずつ男の子っぽくなってきて

園でも仲良しの女の子が出来て、

二人でキャッキャッと遊んでいる姿を見たりすると

20年後のまゆタロさんを想像したりしてしまいます。


どんな女の子を好きになるのかな?

二人はどんな恋をするのかな?


親バカですね(苦笑)