小野 正嗣 にぎやかな湾に背負われた船

里帰り中の読書、第二弾。


私の実家には常時、図書館から借りてきている本が10冊ほどあります。

父も母も、ほぼ毎日、必ず読書をするため

母がボランティアをしている図書館から借りてきます。

とりわけ、父の読書量は非常に多く

母は冊数を確保するために

「とりあえず」、あるいは「なんとなく」で本を借りてくることもしばしば。

時には

「なんでこんな本、借りてきたんだろう・・・」と母自身も?な本も。


どうやらこれもその一冊だったらしく

母は「どうして借りてきたのかわからない」とのこと。

家族はまだ誰も読んでいませんでしたが、

タイトルに引かれて読んでみました・・・が、うーんって感じでした。


ストーリーは、

大分県の海辺の小さな集落のものがたりで

戦時中から現代にかけての、およそ半世紀にわたる

さまざまな出来事を老人たちが語る、というもの。


何が合わないのか、うまく説明できないのですが

どうも肌が合わない小説でした。

なんというか・・・

小説と読者である私との間の距離感?みたいなものがひどくあって

その寄せ付けなさに、ものすごい違和感を感じました。

本を読んでいて、こんなにも

距離感を感じたことは、久しくないような・・・。


ちなみに、文庫本が今年の10月発行されており

解説を柴田元幸氏が書いているとのこと。

柴田氏は、私が大好きな作家ポール・オースターの翻訳者で

私が一番好きな翻訳者。

その柴田氏が書いた解説・・・なんて書いてあるのか興味津々です。

本屋さんで立ち読みでもしてこようかな、なんて思ってます。