著者: 石田 衣良  タイトル: 波のうえの魔術師

私がよく利用しているN図書館は、

2年前からオンラインで蔵書検索&予約ができるようになり

そのおかげ、というよりもそのせいで、予約しないと本が借りられなくなりました。

自宅からインターネットで予約できるようになったのは良いことなのですが

とにかく予約件数が多く、ちょっと話題になった本などは半年待ちです。


そんなわけで、ある日突然「予約資料が用意できました」とメールが来ると

“あれー、なんでこの本に予約を入れたのだろう?”と思うこと、最近しばしばです。


と、前置きが長くなりましたが。

つまるところ、この本もそんな感じです。何を思って予約を入れたのか、

いくら思い出そうと思っても思い出せない・・・

でも読みたい!と一度は思ったことは確かなはず。

レポートでかなりテンパっていたのにも関わらず、それでも読んでしまいました。


石田衣良さんの本は、友人にすすめられて『ハローグッバイ』を読みました。

その後『LAST』と『4TEEN』も読みました。

読んだのですが・・・正直、私にとっては印象的ではありませんでした。


文章はうまい、味があって好みだな・・・とは思いました。

でもストーリーがタイプじゃなかった。

こういうのって、異性に対する趣味と同じような気がします。

(例えばキムタクはカッコイイけど、タイプじゃないっていうような、そんな感じ)


『波のうえの魔術師』は、えっ、これ石田衣良さんの本なの?

とちょっとビックリ。なんと株式投資の話です。

そして意外に面白かったです。

石田衣良さん、思った以上に奥行きのある作家さんだな~と

ちょっと見る目が変わりそうです。


知らなかったのですが、この本、数年前にドラマ化されていたのですね。

ドラマ見てたら、絶対に読まなかっただろうな・・・と思いました。


それにしても石田衣良さん、ホントに文章うまくって味があって

これで私好みのストーリーだったらなぁ~なんて思ってしまいます。

ちなみに最近よくTVに出てらっしゃいますが

TVで見る石田衣良さんもまた、とても素敵でいらっしゃる、と思います。

本読むより、トーク聞いている方が

私としては面白いんだけど・・・なんて言ったら、作家さんに失礼ですね、ごめんなさい。