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THE ATLAS は貿易における資金の収支のタイミングが分かりづらいので、資金がいつ増えていつ減ったのかを把握しないまま進めていることも結構あるのではないでしょうか。

まぁ宝物発見時の様な演出が毎回あると、それはそれで煩わしいですが…
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「資金カツカツまで貿易航路を引いたら翌日いきなり破産したよ!」

なんてことにならないために、貿易における支出のタイミングを把握しておきましょう。

 

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貿易を行うには貿易船の購入や交易所・商館の設置費と維持費以外にも費用が掛かります。

貿易航路情報の貿易収支に表示されている「支出」がそれに当たります。

 

資金が潤沢で細かい支出を気にする必要がない状況では問題ありませんが、ゲーム開始直後や、船の購入等で資金が極端に減ったタイミング貿易の支出重なると、いきなり資金が枯渇する場合があります。

 

そこで貿易の支出が原因でいきなりゲームオーバーにならないために支出がいつ発生するか破産を避けるための注意点を解説します。

 

まずいつ発生するかですが、以下の2つのタイミングになります。

・「貿易航路開設時

・貿易中の「母港での積込時

※母港での積込とは、母港で交易品及び貿易船の航行に必要な物資を積み込むことです。

 

まず「貿易航路開設時」ですが実際に貿易航路を開設して確認してみます。

 

リスボンとそのすぐ北にあるウポルトに貿易航路を開設します。

 

リスボンで新規航路を開きます。

※母港での積込時の確認に使用するので貿易船を16隻購入しておきます。

 

船団を編成します。

 

ウポルトまで航路を引きます。

 

開設時の経費を確認します。

 

OKを押下すると開設が確定します。開設直前の資金を確認しておきます。

 

OK押下で貿易航路が開設されました。

資金から経費の452が引かれて、168000 → 167548 になりました。

 

この様に、貿易航路開設時は開設の度に資金から経費が引かれます。

 

 

続いて、貿易中の「母港での積込時」について確認してみます。

 

資金の変化を分かりやすくするために、先程の貿易航路とは別に同一の日数経費が少し違う航路を開設します。

経費を少し変えるのは、一応各々の航路で支出があることを確認するためです。

また、毎月5日には交易所(200)と商館(400)の維持費が徴収されます。今回はリスボン商館だけなので、毎月5日400徴収されることになります。

 

まず2本目の貿易航路を開設します。

 

1本目の貿易航路の経費は452でしたが、今回は460になりました。

2本合わせると経費が912になります。

 

貿易航路が開設されました。

資金から経費の460が引かれて、167548 → 167088 になりました。

 

実際にゲームを進める前に貿易航路の日程表で資金の収支を確認しておきます。

緑の線で囲ってある日付が「母港での積込時」に当たります。背景色が黄色の日付は決済日(貿易の収入日)です。

 

1周目~2周目に注目します。

 

今は「開設」のみ完了している状態ですが、これからゲームを進めると以下の様に資金が変化します。

 

-- 1周目 --

1469/01/03:「母港積込」 で 資金から航路の経費の912が引かれます。

1469/01/05:商館の維持費の400が徴収されます。

1469/01/22:決済日。貿易の収入が資金に加算されます。

-- 2周目 --

1469/02/02:「母港積込」 で 資金から航路の経費の912が引かれます。

1469/02/05:商館の維持費の400が徴収されます。

1469/02/21:決済日。貿易の収入が資金に加算されます。

 

………

 

と続きます。

 

では実際にゲームを進めてみます。

 

-- 1周目 --

1469/01/03:「母港積込」 で 資金から航路の経費の912が引かれます。

資金が167088 - 912(母港積込の経費) = 166176 になります。

 

1469/01/05:商館の維持費の400徴収されます。

資金が166176 - 400(商館の維持費) = 165776 になります。

 

1469/01/21:貿易の決済日前日です。

商館の維持費徴収後は、ここまで資金に変化はありません。

 

1469/01/22:決済日。貿易の収入が資金に加算されます。

資金に貿易の収入が加算されて 167460 になりました。

今回は支出の解説なので、収入の金額には注目せず加算後の資金を把握するだけにします。

 

1469/02/01:2周目の「母港積込」の前日です。

決済日以降は、ここまで資金に変化はありません。

 

-- 2周目 --

1469/02/02:「母港積込」 で 資金から航路の経費の912が引かれます。

資金が167460 - 912(母港積込の経費) = 166548 になります。

 

ここから更に商館の維持費徴収(1469/02/05) → 貿易の決済(1469/02/21)…と続きます。

 

 

特に何の問題もない様に感じますが…

 

よく見ると「開設」時と1周目の「母港積込」時に2日連続同額の支出が行われています。

「開設の経費」と「貿易航路の運営費」は当然別々の出費と考えればまぁ納得は出来るんですが、この二重取りを把握せずに「開設」時点で資金をギリギリまで使ってしまうと「母港積込」時に破産する可能性があります。

 

そこで、注意点です。

 

「資金を枯渇ギリギリにしない!」

 

この1点です。

ゆとりのある資金運用をしましょう。

 

ただし、ゲーム開始直後なら破産してもやり直せば良いですし、そもそも収入が大きい航路は限られているので、そこまで無理はしないと思われます。

 

最も注意が必要なタイミングは…

カラベル型の探検船入手可能になる1474年

カラベル型の貿易船入手可能になる1476年

です。

 

カラベル型はバルカ・バリネル型に比べて性能が格段に上がりますが、価格も格段に上がります。使用する時の経費も少し高くなります。

バルカ・バリネル型同じ感覚で購入する資金がすぐに枯渇するので注意しましょう。

 

 

tips

EVENTn.DATの各レコードの8バイト目は発見物コード。発見物の分類毎に1バイトのコードが割り振られている。