みなさん、こんにちは。
6月4日昨日の射手座満月、いかがでしたか。
こちらから雲があって見えなかったものの、夜空は明るかった!
やはり満月はパワフル
5月に続いて、冥王星、土星など6月も大きな星が動きます
●6月11日 冥王星が山羊座へ。同じ日に水星が双子座へ
●6月18日 双子座新月。土星が逆行開始
●6月21日 夏至:太陽蟹座へ。
太陽が夏至で蟹座にイン。また山羊座冥王星がオポジションを取ることに。
太陽星座蟹座の私はまた・・冥王星とこんにちは
・・・今年は偶然にもエジプトで夏至を迎えます。
夏至
太陽のエネルギーが最大になる夏至は、不要なものや過去を燃やして浄化する。
西洋だけではなく、神社でも6月末には大祓いがありますね。
宇宙の周期26000年の変わり目にあるこの数年。
新たな水瓶座2000年期への過渡期にあります。
夏至のエネルギーで燃やして、新たな時代に必要なものだけが残る・・この大祓のような要素が強く出そうです。
そんな折に昨日、ミュージカルを見に行きました。
ミュージカル「ひめゆり」
戦争ものは映画でも舞台でも、実は本当に苦手。。
夢に出てくる。。
サスペンスものでさえも、ポップコーンとコーラを弾けさせてしまうくらいコワイ。
でも姪が出演するので、おばさん、頑張る。
アイマスクと耳栓持ってく?途中で席を外せるかな・・とかなり後ろ向きでしたが、頑張って行ってきました。
・・・が、とーってもよかったです本当によかった。
あの沖縄のひめゆり学徒の少女たちの物語。
お国のために、と純真な心で立ち向かう少女やたくさんの若者たち。
本当に悲惨な現実ですが、全編が美しい歌で構成されている。
・・・とふと見ながら、エジプトで夏至で燃やすものは、まさにこれだと!
世界中の一人ひとりにストーリーがあります。
ひめゆり学徒の少女たち一人ひとりに。兵隊一人ひとりに。
これを味方、敵と無理やり国境で線を引く。
みかんとりんご、分けるみたいに。
ピラミッド構造の社会システムだからこそ可能だった戦争。
今は個人個人が自由に繋がれる時代です。
国を超えた個々の人同士の温かい交流、自然との交流は「人間らしくあっていいんだよ」と人間に戻してくれる。
ピラミッド構造の強制を溶かしていくでしょう。
舞台を見ながら、そんな時代がすぐ目の前まできているような感覚がありました。
人間の温かみのないシステムを燃やして、分解して再構築する。
喜びを産まないものを燃やして、再構築する。
「燃やす」をするのがこの夏至です。
「もうこんな悲惨なことは起きない時代になる」と舞台に語りかけている自分をまた、見つめていました。
悲惨な現実と絶望と悲しみの中で際立つ、一人ひとりの尊厳と美しさ
そして、最後には生死を超えて、人は必ず希望を求める姿が哀しく、美しかった。
そんな時代を経て、ここにいる私たち。
長いものに巻かれて過ごすのではなくて、一人ひとりが創造性を発揮して自由に生きる。
それが若くして散っていった先人が過ごしたかった世界。
希望が新しい時代を生む原動力であることを改めて感じる
苦手なものは、たまにはいいかもしれないですね。
苦手だからこそ、心して舞台に向き合うことができた気がする。
どんなものを燃やして行きたいか・・感じながら夏至を迎えるのも一つの転機になりそうです