みなさん、こんにちは!

 

昨年暮れから夢中の本

「アナスタシア」

 

舞台はシベリア。時はペレストロイカ後(ソ連が崩壊して資本主義が入り込む)の混乱するロシア。起業家のウラジミール・メグレさんがシベリア奥地の森で若く美しいアナスタシアに出会って展開する物語のような実話。ロシアでは100万部以上、ウクライナやベラルーシ他日本など世界中に広がったベストセラー。


10巻あるみたいですが、昨年末から読み始めて5巻目読み終わったところ。


こんなのは、ハリポタ以来です✨

 

アナスタシアは、森の中で熊やオオカミなどの動物と意思を通わせて、文字通り自然の中で生きている。「人間とは?神とは?」という難解な哲学の根本の問いに対しても、アナスタシは自然に沿ってシンプルに「生きた哲学」展開し、多くの人に影響を与え続けています。


ロシアの理想の国家像にも影響を、及ぼしているように思います。



アナスタシアの紡ぐ言葉はもちろんですが、アナスタシアのあり方が、常識からすれば人間離れ、ただ私には本当の人間らしさに溢れている。純粋で温かみに溢れているから、紡ぐ言葉が人を感動させる泣

 

 

ロシアは今、全世界が注目する国。

 

縁あって、この2年間ロシアにずっと関わってきました。殆ど知らない国だったけれど、この2年を通じて分かったこと。

 

ロシアは驚くほど繊細で感性に溢れている!

 

さらにアナスタシアを読んで、ソ連崩壊後に資本主義が流入して戸惑うロシアの人たちの様子が分かり、本当に大変な苦労をしてここまできたことを初めて知りました。

 

また、著者のウラジミールさんはウクライナで生まれ、幼少期をウクライナで過ごし、今はロシアに住みながらもお父さんはベラルーシ人のため、民族としてはベラルーシ。つまりこのエリアは国境というか民族ほぼ一緒というか・・その境が本当に薄いようです。

 

 

巷ではさまざまな情報が飛び交っています。

 

戦火にない私にできることは、冷静に真実を知ろうとすること、同時に自分にとっての未来の理想像を描き続けること。それが戦火を消す方法。

 

戦争反対は当たり前。


ただ、プーチンは何に戦いを挑んでいるのか?ゼレンスキーさんが守りたいものは何?


行動にでています。情報を鵜呑みにしないでよーく観察する、点ではなく、線で情報がつながると、真実がみえてくる。


ただ、原因探しにだけでも足りなくて…

 

自分や世界の未来の理想を描くこと。これが最大の反戦。ネットで世界中と繋がっているのだから、完全に人類は一体。自然に根ざした一体の夢を描き続ける…。


実はこれがアナスタシアなんです。


批判は他人事で簡単。

創造は自分事。自分の望みを知らないとできない。


アナスタシアは人間の魂に焦点をあてているから、普遍的なメッセージが散りばめられていて、一つのヒントにもなります。



どんな世界を創りたい?


春分の日を境に、この出来事を通して、みんなに問いかけが来ているように感じます。


目の前の悲惨さはもちろん心が揺れる。

だからこそ、創造の種をまきませんか。