「印象派 画家たちの友情物語」
開催中~2022.1.10(アーティゾン美術館)
※要日時指定予約
印象派というと、どの絵も淡い感じでぼやけたようでいて、どこか情緒的な美しいイメージがある。
日本人に人気なのはそんなところだろうなと思う。
さまざまな画家の作品が展示されていて、誰が誰かよくわからないということもあるかもしれない。
下記の印象派画家相関図が参考になると思う。会場でも展示リストなどと一緒に配布されている。
写真撮影は可能らしいので、気になった絵を2点ほど撮影した。
アルフレッド・シスレー「サン=マメス 六月の朝」
サン=マメスとは、セーヌ川とロワン川の合流地点にある。
河川輸送の要衝の地である村だそうだ。
アルフレッド・シスレーは晩年この地で絵画製作をしたという。
時間は7時頃だろうか。人々は働きにいく途中だろうか。
初夏の朝の光の清冽な印象を感じた。
クロード・モネ「アルジャントウィユの洪水」
アルジャントゥイユはパリから10knほど離れたところにある街の名前だそうだ。セーヌ川の流域であるという。
濁流が浸水した様子がうかがえる。
クロードモネの「睡蓮」もあった。
末永幸歩『13歳からのアート思考』では、この絵について「カエルがいる」といった子がいるそうだ。
絵の具のみどりの部分がカエルに見える気がした。