佐藤可士和展(国立新美術館) | ひとりを楽しむ読書、美術鑑賞のすすめ

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爆弾低気圧の中、国立新美術館に行った。

東京メトロ千代田線・乃木坂駅6番出口直結なのは助かる。

 

会期は2021.2.3-5.10(10:00-18:00)毎週火曜日休館(例外あり)

(詳しくは下記サイトを参照)

 

時間ごとに入場制限があり、当日券もあるが事前に購入した方が確実。

平日日中でも結構混んでいたので、ネットで事前購入が良いかもしれない。

 
 
11時から入場で予約して、早めに行ったので1階のカフェで軽食を食べる。
静かで落ち着いたスペースで仕事をするにもよさそうな場所だった。
ミュージアムショップはチケットがなくても利用できるので、展示の前に見ておくと、
混まずに落ち着いて買い物できるかもしれない。
 
さて中に入る。11時の回で入ったが、入り口付近と最初の展示室には10人くらい溜まっていた。
 
小学校時代のロゴに惹かれたという作品から始まる。
2 ADVERTISING AND BEYONDのエリアでは大きい作品が多く、離れて鑑賞する方が迫力も味わえる。
 
ロゴやパッケージなどが並ぶエリア 3 THE LOGO 
日常の中で一度は目にしているロゴマークが拡大されて壁を彩る。
 
 
5 ICONIC BRANDING PROJECTS
あるコンビニで販売されている商品が壁面いっぱいに展示されていてなにかと思う。
(このコンビニのロゴも同氏がデザインしている)
しかし、しばらく見ていると、食品から雑貨まで多岐にわたるパッケージに統一したテーマがあることで、
店内がひとつのデザインにそろうかもしれない。
もちろん、それ以外の既存の商品も並ぶからすべてのデザインを統一することはできないが、
ここかしこに自社の商品があることで、独自の雰囲気が醸し出せると思う。
 
「佐藤可士和展オリジナルジャイアントお買いものパンダ」もいる。
楽天との関係らしい。
楽天ユーザーでなくても、LINEスタンプなどで見たことがある人もいるだろう。
パンダのコスチュームは、この展示会のためのデザインらしい。
ショップでは限定グッズも販売されている。
 
順路が終わり、出口をぬけたら、このようになっている。
さらに展示が続いているのかと思ったが、ここはショップでUT(ユニクロのTシャツ)の売り場だそうだ。
 
デザインとは、無駄なものをそぎ落として伝えるものであると感じた。
ロゴマークとはひとめ見て印象に残ったり、何かを伝えないといけない。
そのため限られた中に形、色を使って、人の心をつかむものなのだと。