坂の上の雲ミュージアムを出てすぐ裏手。
少しの坂をのぼったところに、素敵な洋館が建っています。
それが『萬翠荘 』
まさに大正浪漫ですよ。
素敵。
旧松山藩主久松家 第15代当主久松定謨が
造らせたという洋館は
西洋の香りの中に東洋人の美的感覚がうまくマッチして
絶妙な美しさを醸し出していました。
古い建造物が大好きな私ですが
特に中世ヨーロッパ好きなので
もう、ここに入れるってだけで心躍りました。
中には白い暖炉。
これに、白いパンジーと子犬と「あなた」がいれば
最高ですね
←分かる人だけ分かればいいさ(笑)
そしてやっぱりシャンデリア。
白いお部屋とは対照的な
落ち着いた茶色を貴重としたお部屋もありました。
この絶妙な甘&苦の組み合わせ。
どんだけ私好みだよ。
2階の展示を見た後はこの階段を下りてくるわけですが
まさに気分はお姫様ですよ。いえ、女優の気分です。
ゆっくりと、手すりを左手で愛でながら
「ごきげんよう」ってな気分を味わいました。
ヨーロッパで見る洋館に比べれば
お部屋の広さも階段も縮小サイズですが
日本人が住むにはもったいないくらいの
立派な立派なお屋敷です。
はぁ♪ステキ
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萬翠荘を出たあとは、その裏手にひっそりと佇む
『愚陀仏庵 (ぐだぶつあん)』へ。
ここは、夏目漱石と正岡子規が同居したという建物を
場所も移転した状態で復元したものです。
こういう場所で
二人は文学について熱く語ったんでしょうね。
中には上がれませんが
外から見るだけでも、当時の二人に思いを馳せることができます。
私も縁側にしばらく腰掛け
静かな松山の秋にしんみりと耳を澄ませてみました。
なんて素敵な場所なんだろう。
雨に濡れる、まだ青いもみじ。
林からは、自然の呼吸する音が聞こえてきます。
次の来客があるまで目を閉じ
そうやって自然と一体化していました。
街におりると、たまたま通った坊っちゃん列車。
今回の旅ではもう見れないと思っていたので
すぐさま携帯を取り出して写真を撮りました。
本物は想像していたより遥かにカワイイ!!
私も電車とバスの1dayチケットを購入していたので
申し込めば100円プラスで乗れたのですが
今回はミュージアムめぐりが最優先の旅だったので
坊っちゃん列車はまた今度
そしてその足で、路面電車に乗り込み、松山駅に向かいました。
駅ビルで買い物でもしようかな…。
そう思っていたのですが。
駅についてみると。。。
えっ!?駅ビルは…?????
松山駅は、熊本で言うとちょうど昔の上熊本駅くらいの大きさ。
駅ビルなんてものは存在しませんでした![]()
このときの時間は午後6時。
私が乗る予定の港行きのリムジンバスの時間は8時20分。
2時間半近くも何したらいいんだい。。。
しかし
こういうときに役立つのは、さすがのガイドブックですね
『フジグラン松山 』
なるものを発見!!
すでに1dayチケットは旅行荷物一式と一緒にコインロッカーだったので
歩いてそこまで行ってみることにしました。
そして、10分ほど歩いて到着。
松山らしいものを食べようと思っていたけど
目ぼしいものが見つからず、ミスドで軽くお食事です。
カフェオレ3杯でお腹もタプタプ。
また歩いて駅に戻り、無事港へと向かいました。
港でサッサと乗船手続きを済ませ
困った顔をしていた慣れない外国人客に慣れない日本人客の私が
フェリーの手続きの仕方を教えたりして時間を過ごし
持参していた坂の上の雲をもう一度最初から読み直しながら乗船時間を待ちました。
秋山兄弟や子規、そして漱石の足跡にふれ
松山を味わった後に読むとまた違った感覚で読める気がします。
『坂の上の雲 』
ドラマが楽しみだなぁ。
西洋問わずにお城好きな私が
今回はミュージアムめぐりで行きそこなった松山城。
今度こそは松山城にのぼりに行かなきゃです!!
バイバイ。松山。
四国一の都会だと聞いていたけど
熊本と同じくらいの規模で、しかも熊本によく似ていて
落ち着いた素敵な街だなぁと思いました。
そんな思いを胸に
フェリーに乗り込み、すぐに2等寝台のベッドでバタンキュー。
目が覚める頃には九州なんだね。
ZZZ…。












